三度AKB48です。
前回、前々回とAKB48のNY初ライブの様子を書きました。その後、ネットなどを通して彼女たちのライブの様子が報道されているの見て、ちょっと面白いといなと思うことがあったですが・・・。
以下、スポーツニッポン、ライブドアニュース、音楽ニュースサイト「ナタリー」からの記事の抜粋です。
スポーツニッポン:
AKB48初海外単独ライブにNYっ子も大興奮!
人気アイドルユニット「AKB48」が、米国で開催した公演を成功させた。(中略)
27日夜(現地時間)には、ニューヨークのウェブスターホールで初の海外単独ライブを開催。現地のファン700人を前に「会いたかった」から最新シング ル「言い訳Maybe」まで全17曲を熱唱。「BINGO!」「大声ダイヤモンド」では英語バージョンを披露し、ファンを熱狂させた。2度のアンコールを 締めくくった「ひこうき雲」では、会場が一体となってスカーフを振り回し、「AKB48」の名前をニューヨーカーに強烈に印象づけた・・・
ライブドアニュース:
・・・・その翌27日には、マドンナをはじめそうそうたるアーティスト達が出演してきたニューヨークの老舗クラブWEBSTER HALLにて、AKB48初の海外単独ライブを開催。会場には事前の抽選によりチケットを入手した現地のファン700名が詰め掛け、開場前から長蛇の列を なした。
ライブは「会いたかった」からスタートすると、中盤の「BINGO!」「大声ダイヤモンド」では英語バージョンを披露し、 ニューヨーカーも熱狂。12曲目の「ひこうき雲」ではファンがスカーフを振り回し、日本でのコンサート同様に会場全体で盛り上がりを見せると、その後は最 新シングルの「言い訳Maybe」や、予想外のWアンコールを実施するなど全17曲を熱唱した・・・
音楽ニュースサイト「ナタリー」:
・・・さらに、翌27日にはニューヨークの老舗クラブWEBSTER HALLにて、AKB48初の海外単独ライブを実施。事前の抽選によってチケットを入手した、現地のファン700名が会場に詰めかけた。
公演は代表曲「会いたかった」からスタート。熱狂的なニューヨーカーたちを前に、AKB48は「BINGO!」「大声ダイヤモンド」の英語バージョンを含 む全17曲を熱唱した。ライブ終盤の「ひこうき雲」では、日本でのライブ同様にファンがスカーフを振り回し、会場全体が大きな盛り上がりを見せた。
「桜の花びらたち」で本編が終了すると、フロアからは予想外のアンコールを求める声が。ファンの声援に応える形で、彼女たちは「言い訳Maybe」「10年桜」などを歌い、続くダブルアンコールでは再び「ひこうき雲」を披露し、充実のステージを終えた・・・
文章はほとんど同じですね。これはどこの社も同じくAKB48側から配信されたニュースリリースを下敷きに書いているからで、これ自体珍しい話ではなく、むしろ日常的にどこの社でも行われていることです。つまり2社以上の記事で言葉や言い回しが同じ箇所はAKB48側が配信したソースの丸写しということです。見比べてみると丸写し箇所と、ちょっと言い回しを変えている場所が良く分かります。ライブドアやスポーツニッポンのライターは恐らく実際のライブを見ずに配信ソースだけで、この記事を書いているのでしょう。
さらに僕が面白いなと思ったのが観客動員人数について。これも横並びに700人と書かれています。AKB48側からのニュースリリースにそう書かれているので各社ともそう書いてあるのでしょうが、僕のブログをお読みいただければお分かりの通り、客席を見渡せる場所から見た僕の印象では動員は200人ほどでした。別の友人は150人ほど?と言っていました。まあ、オールスタンディングだったので見た目よりも多かったとしても300人ぐらいか・・・。実際に人数を数えた訳ではありませんので推測ですが・・・。つまりAKB48のNYライブを伝える記事で観客動員を700名と横並びで書いているところは、誰も実際にはライブを見ていないか、(理由はともあれ)主催者側の発表をそのまま鵜呑みにしたということになります。
しかし一般的に、主催者発表とは常にそんなものなんでしょうね。かつてプロ野球の観客動員はいつも水増しの上、チケットの販売実数ではなく観客席の埋まり具合から見た目で概算発表していたと聞いたことがあるし、新興宗教団体の信者数を足すと日本の人口より遥かに多くなるし、新聞社の読者数でさえ水増しされているとのことですし、デモ隊でも人数は水増ししてリリースを出すぐらいですから、まさに話半分弱。たしかにカーテンコールが2回ありましたが、実際には1回目のコールの時に2割ぐらいの観客が帰り、2回目のコールでは半分ぐらいの観客が帰りました。なので実際に2回目のコールの時にいた観客は100人程度だったのではないかな、と思います。熱狂的なのは前のほうのグループの20−30人だけで、あとは淡々とした感じでした。あくまで僕の個人的な感想ですが、アンコールで観客が帰り始めたことを思うと、僕の見立てもそう間違っていないでしょう。
前回、前々回のブログを読んでもらえれば、僕がAKBのライブを楽しんだのはご理解いただけるはず。ですので、AKB48に対してなんら否定的な感情はなく、むしろまたNYに来ないかなあ、と思っているぐらいなのですが、大本営発表と実際の戦況の違いを目の当たりにして、ちょっと面白いなと思い、そして未だにこういうことって行われているのだなっと思った次第です。そして芸能記事だから構わないのかもしれないけれど、どうも真実をありのまま伝えてはいないように思うのですが・・・。しかし、それって誰のため?そして何のため?
いや、AKB48だけじゃなく、大物と呼ばれる歌手たちがNYで公演を行った際にもこういう報道がなされたり、カーネギーでやりました!みたいなことを自慢してるけど、実は単純に金銭でのレンタル、会場貸しだったり、動員のためタダ券がばらまかれたり、ということはよくあります。
むしろ、やはり、なぜ海外で公演するのか、という部分が肝心で、その命題や目標を達成したと客観的に思えるのであれば、他の人がとやかく言うことでもないのでしょう。少なくともAKB48のメンバーはライブを懸命に努めていたし、僕もライブを楽しんだしね。
しょうもないねん
700って書いてあんねんから
700でええやろが
いちいちうるさいねん
LAで7500人を集めたモーニング娘。とは大違いってこれで証明されたwこれで2ちゃんねるでも祭りが開けるわwwwありがとう!
削除したらまた電通が圧力掛けたって祭りになるよ。