今や殆どの国民が意識しなくなっているかも知れないが、民・社・国の3党による鳩山連立政権が成立してまだ1ヶ月も経過していない。
多くの国民にそう思われてしまう原因が、この1ヶ月足らずの間で鳩山首相以下各閣僚が国民との約束であるマニフェスト実現に向けスピード感をもって東奔西走、日夜働き続けているからに他ならない!
さて総選挙直後に、「民主党の思いとおりにさせないぜ。これからが、産経新聞の真価を発揮するところ」などとこれまで以上の偏向報道を明言したネトウヨ同人誌産経は、相も変わらずネガティブキャンペーンに勤しんでいる。
その一環として特にネトウヨ同人誌産経が力を入れていたのが、国防問題である。
例えば、10月5日付け掲載の「正論」のタイトルは、「落とし穴のある共同体構想 新政権の国防力軽視を憂慮する」であるし、10月7日付け社説は「防衛政務官発言 給油継続へ打開策を歓迎」といった具合である。
要は、民主党は周辺の特亜に甘く国防への認識も不足していると印象づけたいのであろう!
その一方で、国民に三行半を突き付けられて下野したシロアリジミンといえば、事あることに「保守再生」を前面に出し、ネトウヨ同人誌産経も社を挙げて応援している。
そんな中、この3連休中の11日に行われた陸自第10師団創立記念行事にシロアリジミンの国会議員が一人も出席しなかったようだ!
(以下、引用開始)
陸自式典様変わり、民主4人自民ゼロ 愛知・守山駐屯地
東海・北陸6県を管轄する陸上自衛隊第10師団の創立記念行事が11日、名古屋市の守山駐屯地であり、政権与党になった民主党の新人衆院議員4人が観閲式に参列し、あいさつに立った。野党側は公明党の参院議員1人だけで、自民党は参列しなかった。
銃を手に迷彩服姿で整列した900人の隊員を前に、新人の民主議員は緊張した様子。野党時代にインド洋での給油活動などに異議を唱えた民主だが、あいさつは協調路線となった。
最初に登壇した橋本勉氏(比例東海)は「災害時はよろしくお願いします」。佐藤夕子氏(愛知1区)は「議員と自衛隊の皆さんとが手に手を取って」。壇上で敬礼した山尾志桜里氏(同7区)は「規律正しい、誇り高い姿を拝見させていただき、本当に心強い」。吉田統彦氏(比例東海)は「国家の根幹は安全保障」と訴えた。
同席した河村たかし名古屋市長は朝日新聞の取材に「(欠席の自民は)ショックが大きいんでしょう。(新人のあいさつは)ようできた方でないですか」。一方、第10師団長の河村仁陸将は参列議員の様変わりについて、「我々はシビリアンコントロール(文民統制)。国民に選ばれた政権に従う」と話した。
(以上、asahi.comより引用)-----------------------
いくら先の総選挙において選挙区全敗したとはいえ、愛知県内には衆参併せて3名のシロアリジミンの国会議員がいる。
それなのに、ナンミョー煎餅ですら1名参加した陸自第10師団創立記念式典に誰一人として出席しないとはどういう了見なのだ!
シロアリジミン愛知県連のHPに、県連会長である鈴木参院議員の次のようなメッセージが記載されている。
「国民の財産と生命を守るという政治の大前提に立ち返れば、私たちのとるべき方策は、自ずと見えてくるように思います。」
だが、地元愛知県を警備区域とする陸自第10師団創立記念式典にすら欠席する連中に「国民の財産と生命を守る」などと軽々しく言われたくない!
それに引き替え、式典に参加した4名の民主党議員はしっかりしたものではないか!
いずれにせよ、「国防を軽視する民主党」などというのはステレオタイプ化されたデマゴーグである。
「保守再生」だの喚き散らす前に、ネトウヨ同人誌産経もこうしたシロアリジミンの呆れた実態を報道してみろ!
by udonenogure
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