Illustrator で作成したファイルを .pdf に変換する際に色々なオプションがあります。それによってデータサイズがどのように変わるか試してみました。
(最初は、データをできるだけそのまま保持し、順次軽くする。)
基本画像 (3.7MB)
1.(3.6MB)
・Illustratorの機能を保持する
・サムネールを埋め込み
・カラー画像 ダウンサンプルしない
・テキストとラインアートの圧縮のチェックをはずす
2.(3.6MB)
・上記設定の内、テキストとラインアートの圧縮にチェック
3.(3.2MB)
・上記設定の内、Illustratorの機能を保持するのチェックをはずず
4.(3.6MB)
・「2.」設定の内、Web 表示用に最適化にチェック
5.(572KB)
・「2.」設定を使用
・圧縮→カラー画像→ダウンサンプルバイキュービック法→72ppi 次の画像を超える場合72ppi
・圧縮→自動(JPG)→画質「最低」
元となるファイルが写真画像が多いか、アートワーク、テキストが多いかでもサイズダウンの方法は変わってきますが、写真画像が多い場合は画像の圧縮をすると劇的に減る事がわかりました。
今回、ごく一部の機能をサラッとなぞってみましたが、単にファイル形式の変換だけでも奥が深そうですね。
「.ai」→「.pdf」に変換後、またIllustratorで開いてもレイヤーは保持され作業する事ができます。
そのためWeb でダウンロード用の場合は、Illustratorで開く場合にパスワード設定の必要性も感じました。