2009年10月12日 18時57分更新
メンバーの平均年齢が40歳を超える「熟年バンド」が、懐かしい曲を演奏するイベントが宇都宮市で行われました。
このイベントは中高年世代の元気な活動をたくさんの人に見てもらうことで、街に活気を与えようと去年から始まったものです。
出場できるのはメンバーの平均年齢が40歳を超えているバンドで、宇都宮市の中心市街地にある広場には、12組のバンドが集まりました。
中には70歳を超えるメンバーもいましたが、どのバンドも青春時代に熱中したビートルズやエレキサウンドなど、ロックやフォークの名曲を元気いっぱいに演奏しました。
客席には、こちらも中高年層を中心にたくさんの人たちが足を止めて、曲にあわせて手拍子をしたり一緒に歌を口ずさんだりして、熟年バンドの熱演に聴き入っていました。
演奏した51歳の男性は、「久々にお客さんを前に歌ったときは楽しかったし、お客さんも楽しんでくれて気持ちよかった。
音楽を好きな気持ちは昔も今も変わりません」とうれしそうに話していました。