妙心寺 禅の心と美
特別展 開山無相大師650年遠諱記念
10月10日〜11月23日 名古屋市博物館
【社会】「日本船、違法マグロ漁」 グリーンピースが水産庁に通報2009年10月10日 夕刊 環境保護団体グリーンピースは10日、日本のマグロはえ縄漁船1隻が南太平洋のクック諸島の領海で、違法にマグロを漁獲していることを確認したと明らかにした。グリーンピースは、この漁船に関する情報をクック諸島政府と日本の水産庁に提供、水産庁が調査を始めた。 グリーンピースなどによると、この漁船は東京都内の会社が保有するマグロはえ縄漁船の「第3コウユウマル」(日本語表記不明)。中西部太平洋での違法なマグロ漁業の実態調査をしているグリーンピースの船、エスペランサ号の乗員が、日本時間の8日午前、漁船がクック諸島の領海で、同国の許可なくメバチマグロなどを漁獲していることを衛星利用測位システム(GPS)などで確認し、写真も撮影した。 水産庁遠洋課によると、この船は操業場所を定期的に報告するための装置を搭載してマグロ漁をしており、クック諸島周辺で操業していることが分かっている。だが、報告は6時間置きのため、領海で操業していたことは確認されていないという。 中西部太平洋のメバチマグロは、過剰漁獲による資源の減少が深刻。この海域の資源管理機関、中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)の科学委員会は、資源保護のために漁獲量を現状より最大50%も減らす必要があるとの勧告をまとめている。
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