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【千葉】冤罪撲滅 千葉で訴え 足利事件菅家さん 筋弛緩剤事件の再審支援で2009年10月12日
仙台市の筋弛緩(しかん)剤点滴事件で、殺人罪などで無期懲役が確定し、千葉刑務所に服役中の守大助受刑者(38)の再審を目指す団体の宣伝活動が十一日、千葉市中央区のJR千葉駅前で行われ、「足利事件」で再審無罪が確実となった菅家利和さん(63)が駆けつけた。 菅家さんは報道陣に「千葉刑務所から出所して初めて千葉に来たが、私の顔を見て署名してくれる人もいた。自分の裁判が終わっても、守さんをはじめ冤罪(えんざい)を訴える人の支援をしたい」と主張。冤罪被害の撲滅を訴えた。 守受刑者の父勝男さんは「冤罪は菅家さんだけではありません。息子を含め、全国各地で起こっている被害を防ぎましょう」と無罪をアピールした。 宣伝活動は、日本国民救援会県本部が月一回ほど実施する活動の一環。同会メンバーらは駅の利用客に五百枚のビラを配布し、再審請求の署名を求めた。 (那須政治)
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