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LG電子、米ワールプールとの特許訴訟再審で勝訴

 LG電子は11日、米白物家電大手ワールプールとの冷蔵庫をめぐる特許訴訟の再審で勝訴したと発表した。

 ワールプールは昨年1月、米国際貿易委員会(ITC)に対し、LG電子の冷蔵庫が「氷貯蔵移送装置」など自社の特許5件を侵害したとして、米国での販売差し止めを求めて提訴した。しかし、LG電子はワールプールの特許は無効だとの証拠を示し、逆にワールプールがLG電子の特許を侵害したとの訴訟を起こすなどの対応を取った結果、ワールプール側は4件の訴訟を取り下げた。その後、今年2月にITCはワールプールが最後まで特許侵害を主張した氷貯蔵移送装置に関し、LG電子による特許侵害はなかったとの判断を示した。しかし、ワールプールは判定に納得せず、ITCは異例の再審を決定していた。

 LG電子のイ・ヨンハ・ホームアプライアンス事業本部長は、「世界最大の家電メーカーであるワールプールと特許権をめぐり対決し、勇気づけられる成果を上げた。今後も特許経営に最善を尽くしたい」と述べた。

白剛寧(ペク・カンニョン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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