平野博文官房長官は11日、大阪府交野市内で講演し、臨時国会の会期について「12月いっぱいは、どうしても予算編成の時間はちょうだいしたい」と述べ、11月中の閉会を念頭に与党側と調整を急ぐ考えを明らかにした。召集時期は今月26日を念頭に「参院神奈川、静岡両補選(25日投開票)後」との考えを改めて示した。
ガソリン税の暫定税率を撤廃する時期については「必ず来年4月から実行すべく、関連法案を含めて精査している」と強調。子ども手当についても記者団に「(来年)6月後半ぐらいにはできるような制度設計にしなければいけない」と語り、マニフェストの目玉であることを踏まえて早期の実施を目指す考えを強調した。【横田愛】
毎日新聞 2009年10月12日 東京朝刊
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