区民の声

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石神井川はなぜ「音無川」とも呼ばれるのですか。

ご意見文

北区役所の帰り、音無川親水公園でくつろぎました。石神井川を別名「音無川」と称していますが、滝が轟くのに音無川とはいかなるゆえんなのか。また、滝野川という地名は石神井川の別称からきているのでしょうか。

回答文

回答日:2007年06月05日

旧建設省一級河川・石神井川の川名を音無川と称する根拠は、中世(鎌倉時代から室町時代)の地域の在地領主・豊島氏が紀伊国熊野への信仰を深めた結果、熊野本宮大社(現在、和歌山県田辺市本宮町鎮座)の旧社地周囲を流れる「音無川」の名を、北区内における熊野の分社である王子神社(王子権現・あるいは若一王子宮)の膝下を流れる石神井川に見立てたことに由来します。従って、元来、紀州熊野本宮にある川名からついた名称であって、現実の川の状況の反映ではありません。

回答文は回答日のものです。現在の状況については、お問い合わせ先にご確認ください。

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教育委員会事務局飛鳥山博物館 

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