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宇宙旅行
先日、朝日新聞beで「宇宙旅行」に関して依頼されたコメントが17日に掲載されています。Webでも見られますので、下記でご覧ください。
http://www.be.asahi.com/20060916/W13/ 20060911TBEH0025A.html 子供のころから「宇宙に行きたい!」と言っていたという、記者の石塚さん。大人になり記者になってからも「宇宙」が忘れられず、本屋で僕の本を見つけ、友人にその話をし、その友人が僕の友人でもあり、今回コメント依頼をした、そうです。笑 一方、宇宙飛行士候補でありながら、「宇宙」に行く事だけが全てではない、と常日頃から言っている僕。面白い出会いですね。笑 もちろん、人の価値観は様々です。ただ、僕は「宇宙」を通じて、こうして多くの人と出会い、素晴らしい経験が出来ることこそ、かけがえのないことだと思っているのです。 「人はなぜ宇宙を目指すのか?」一連の「宇宙」ブームが、この根源的な問いを人類に投げかけているように思えてなりません。あなたはどう思いますか? では、アメリカに出発です。行ってきます! |
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トルコで講演会
ただいま帰りました!と言っても、また明日からアメリカです。笑 トルコから直接アメリカへ行けばよかったんですが、個人旅行とは違うのでなかなかそうはいかなくて。まぁ、移動はなれているから大丈夫です。笑
トルコでは、ワークショップ以外、講演を行いました。僕はトルコへ帰国すると取材や講演を受ける事が多くあります。そして、こうして宇宙、科学、建築、教育、文化など、あらゆる分野においてトルコと日本の架け橋となっていければ、と願っています。特に、自分の声がきちんと届く距離で行う講演と言うスタイルは、話の内容だけでなく僕自身も理解してもらえる大切な機会だと思っています。 日本での次回の講演は、10月7日(土)18時〜20時、六本木ヒルズにあるアカデミーヒルズで、有料(3000円)の講演会となります。詳細とお申込みは、 http://www.academyhills.com/school/sp_pop384.html まで! では、またアメリカからご報告します! |
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ワークショップ終了
無事にイスタンブールでのワークショップが終了しました。最後は、三つのグループに別れて、各々が自分のコンセプトを発表したんですが、我々のグループの担当は僕で、イスタンブールでの地震を想定し、その準備に関するプロジェクトを学生さんと考えました。様々な視点から見た、非常に面白い意見もたくさんありました。研究者というと、髪の毛がボサボサ(笑)で、ずーっと研究室にこもっている変わり者のイメージがあるようですが、本来研究というものは、こうしてたくさんの人の意見を取り入れて、より精度を高めていくものなのではないかと思います。そういう意味でも、こうした合同のワークショップは、研究者にとっても学生さんにとっても、よい経験となったことでしょう。
発表はこんな感じで行われました。 最後に、みんなで記念撮影。お疲れ様でした! |
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中間報告
日本では、秋篠宮妃紀子さまに長男悠仁さまが誕生されたそうですね!トルコも日本のように長兄制度が根強い国ですので、いかに待ち望まれていたかは分かる気がします。何れにせよ子供は人類の宝。健やかに育っていただきたいですね。
さて、こちらトルコでは派手なニュースはありません(笑)が、着々とワークショップが進んでおります。 こうした作業も多く、忙しいながらも楽しく過ごしています。引き続き、がんばります! ☆インフォメーション☆ 次回の講演は、10月7日(土)18時〜20時、六本木ヒルズにあるアカデミーヒルズで、有料(3000円)の講演会となります。詳細とお申込みは、 http://www.academyhills.com/school/sp_pop384.html までお願い致します。 |
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行ってきます!
今日から日本を離れます。東大とイスタンブール工業大学とで行われるワークショップに参加するためです。このワークショップでは、日本と同様に地震などの災害が想定されるトルコのような大都市における被災からの都市再生戦略を、イスタンブールのシンボル・ガラタ塔を例にとって行われます。様々なフィールドの研究者たちが集まるので、お互いに学びあえるよい機会となるでしょう。もちろん、僕はインフラフリーを提案してきます。詳しい様子は、また現地から報告しますね。 http://okabe.t.u-tokyo.ac.jp/okabelab/yasami/UTITU/index.html そうそう、ガラタ塔と聞いて、何か思い出した方はいらっしゃいますか?実は、僕の本「宇宙エレベーター」で、1638年にガラタ塔から対岸へ鳥のように跳ぶ実験をして流刑にあったハザルフェンの話を書いているんです。人間の好奇心が神を脅かすと罪になる時代はもう終わっています。人間の好奇心こそが、自然をもっともっと理解することにつながり、そこからテクノロジーも進化していきます。そして、これから最も大切になるのは、そのテクノロジーを使う人間そのものが、より進化を遂げる事です。それこそが科学の本当の姿だと僕は思っています。 よければ、もう一度、「宇宙エレベーター」を読み返してみてください。 |