チェムちゃんから新年のご挨拶
進む親父化?また従兄弟に怒られちゃう。笑

このブログのアイドル、チェムちゃんから新年のご挨拶ビデオが届きました。僕のブログを乗っ取られてしまいそうなほど、大人気なチェムちゃん。彼の成長のスピードは、どうも人とは違うようです。なんだかおもちゃとミスマッチでは?笑

『チェムの新年挨拶 』(クリック)


「にほんのみなしゃん、あけまして、あけまし、、、、あけま、、、、おめ、おめめ、おめでとぉぉ〜〜。ぼかぁ、げぇんき、、、ぐぇんき、、、でしゅ〜〜。くぴ〜すぴ〜。。。。シェルカンおじしゃんと、ことしもなかよしして、あげて、あげてくらしゃい。がくりっ。。。。眠」


イケメンに撮ってもらいたいけど、眠りたい。眠りたいけど、イケメンがいい。複雑なオトコ心の葛藤の模様をご堪能いただけましたか?笑

またまた、みなさんからのあたたかいコメントをお待ちしております。
今までのアメリカ出張
ブログへのアップが遅れてごめんなさい。ハワイでの操縦訓練からレポートします。

とりあえず飛行機に上ってみました。笑

操縦する前、一番大切なのは飛行機のガソリンや部品チェックです。実は、こうして飛行機に上る理由も、ウィングの上にあるガソリンタンクをチェックしているのです。そこからガソリンを出し、水が入ってしまっていないかをチェック。飛ばす前に約10分程度、チェックをします。とても大切な作業です。

そして操縦です

今回の僕の訓練は、一日10時間で3回飛ぶ訓練メニューになっています。風がすごく強くてけっこう揺れるから、調整も難しいけれど、だからこそ勉強として最高のチャンスになります。ハワイ国際空港から出発して、いろいろなコースを運転しました。

思えば、小学校一年生の時、今はもうないDC-9と言う飛行機のコックピットに入ったことがあります。その時のアプローチの印象は、今でも忘れられません。あんな大きさの飛行機が肉眼で確認できない空港にどうやって着陸できるか。それはパイロット世界でアプローチと呼ばれていますが、その時の感動は子供ながらに劇的なものでした。

子供の頃、アプローチに感動した僕は、今でもアプローチが大好き。自分で運転しているのに訓練でも写真を撮っちゃいました。笑

その後、ハワイからボストンに移動、マサチューセッツ工科大学(MIT)で終日、技術関係の開発に関わる先生たちと打ち合わせをしました。未来、我々の世界に影響を与える技術の開発担当である彼らから、現在の最新情報も教えてもらいました。僕は、自分の行っているインフラフリープロジェクトを発表、アメリカも含め、世界の災害対策に非常に有効であると言っていただき、研究協力の約束もしてきました。よい成果です。

そして、キスメデゥ(Kismet)ちゃんと会ってきました。

Kismetはトルコ語で「運命」と言う意味ですが、実はMITが開発した世界初の「人間とコミュニケーションがとれる」このロボットの名前なんです。なぜ「運命」という名前をつけたのか、開発したブレアゼアル博士に聞いてみると「人間とロボットがコミュニケーションをとる世界は、我々の運命だと思わないかい?それが正しいかどうかということではなく、もたらされるものなんだよ。」と答えました。

Kismetは幸せ、悲しい、眠い、落ち着いている、興味があるなどいろんな気持ちを持ち、顔もそれに応じて違う表情になります。

未来の世界、彼らも「人間」と呼ばれるのでしょうか?隣りの席のクラスメイトが、もしかしたら。。。ロボットを「運命」と受け止めた後の未来は、一体どんなものなのか、私たちはよく考え、これからの社会を作っていく必要があるように思います。

ボストンで用事が全て終え、その次の日はオーランドに移動し、ケネディースペースセンターでのグループ訓練に参加しました。ハワイで操縦訓練を受けているので、ケネディーではSurfaceLanderというシミュレータに入りました。コンパクトで狭い空間ではありますが、何でもすぐに手が届くように、うまく設計されてさすがです。運転は、事前にハワイで訓練をしてあっても、ものすごい難しいものだけれど、こういう経験をできることは非常に嬉しくてワクワクします。他には、その他訓練を受けつつ、NASAが開発しているハビタットの模型を見たり、関係者と打合せをしたりし、インフラフリー研究のためにもとても参考になりました。

シミュレータの中、人間一人がやっとのスペース。

もうすぐ日本に帰ります。日本の暮らしも今年で8年目。最近では、長く日本から離れると寂しくなります。早めに帰りたいね。笑
でも今回の出張、大変に参考になったし、また研究を頑張る力にもなりました。

みなさん、今年もよろしくお願いします。
2007年の訓練スタート
あけましておめでとうございます。みなさん、お正月は楽しく過ごされましたか?

僕は久しぶりにゆっくりできましたが、実はそんな日々もあっという間で、1月4日から行われる毎年恒例の訓練に参加するため、もうアメリカにに来ています。今回の工程は、ハワイ、ボストン、オーランド、全部で九日間の予定です。

真冬の日本から訪れた僕は、コートを着たままハワイ(約26度)の地に降り立ちました。アロハ〜。ああ、暑い。笑

早速ですが、これから飛行機の操縦訓練を受けます。アロハシャツに着替える時間もなさそうです。笑 プライベートパイロットライセンス(PPL)を取ったのは大学時代なのですが、その後全く操縦するチャンスがなかったため、今回、訓練を受けておくことにしました。子供の頃から空が大好きな僕。久しぶりに空をじっくりと楽しめるいい機会になりそうで、とてもうれしいです。何度飛行機に乗っても、人間が飛行機で空を飛ぶ技術を考えたということはすごいなぁ、と感動します。

また、ここハワイでは操縦訓練だけではなく国際緊急援助隊の人とも会い、インフラフリーやオアフ島でのエネルギー作法、水の技術などを相談することになっています。

その後、ボストンに行ってMIT大学で打ち合わせや相談、オーランドではケネディースペースセンターのチームに参加して訓練します。また、詳しくは追って写真つきでレポートするので、是非見てください。


バードハウスプロジェクト
皆さん、どんな大晦日をむかえておいでですか?僕は、昨日まで仕事があったので、今年最後の活動報告をしようと思います。それは、バードハウスプロジェクトという「環境」の未来を考えるNPOプロジェクトの展示物です。毎年違う分野の専門者がデザインを頼まれ、環境をテーマにした模型を作っているんですが、来年は「宇宙デザイナー」と言う課題に決まっています。そこで、僕もその中のメンバー10人のうちの一人に選ばれたのです。他のメンバーは、世界の様々な大学や企業で、宇宙における生活を考えている科学者やアーティストの方々です。多岐にわたるアプローチで提案されるデザインや模型は、きっと創造性に溢れたものばかりで、楽しんでいただけるものになると思います。

来年第八回目になるバードハウスプロジェクト、詳細は下記をご覧ください。

http://www.birdhouse.gr.jp/japan/index.htm


そして、昨日はそのプロジェクトに提案する展示物の制作作業を行いました。僕の展示物のコンセプトは「エンドレスキューブ」です。地球を元に、自然にあるフラクタルや次元を発想しているデザインになっています。でも、実はコンセプト作り以上に大変なのは、実際の制作作業。とても細かくて難しいものになってしまいます。そこで、東京大学大学院の建築学専攻の学生さんたちが中心となりチームを作ってくれ、ようやく昨日、大体完成の状態に近づけることができました。学生チームのリーダーである海法圭君は、模型作りがとても上手く、お蔭でデザインの意図を活かした素晴らしい物にすることができました。一年の最後に学生のみんなとこうして経験を共にする事ができて、とてもうれしく思いました。みんな、どうもありがとう。

みんなの力作「エンドレスキューブ」。9割完成、最後の仕上げは年明けです。

この展示物は、来年の秋以降、上海から始まり、あちこちを旅する予定なのだそうです。

では、また新年にお会いしましょう。
よい年をお迎えください。

新年会&サイエンスカフェイベントのお知らせ
いよいよ年末。2006年が終わろうとしています。皆さん、今年は楽しく過ごされましたか?

僕は、予想以上に海外出張の多い年だだったため、1年のうちの1ヶ月くらいは飛行機で過ごしたことになるかもしれません。笑 でも、今年は2冊の本を出版し、大学での仕事、出張、友達とのつながりもあり、本当にいろいろな人と出会うことができ、自分自身の貴重な経験になりました。来年も楽しい一年にしていきたいです。

そして、12月の海外出張のため、今年は忘年会をゆっくりと出来なかったのが、実は唯一の心残り。笑 新年会こそゆっくり楽しもうと思い、1月に新年会をすることにしました。今年の夏、ゲストで参加したサイエンスカフェイベントを、1月18日に新年会として行おうという企画です。

http://cafescientifique.jp/

内容は、僕の本「タイムマシン」をテーマにした対談。お相手は、A-Works編集プロデューサーの磯尾克行さんです。彼は、僕の最初の本「宇宙エレベーター」を書くきっかけを与えてくれ、編集にも力をかしてくれた僕の友人です。ある意味、僕の考えている事が本になる題材である、ということを最初に見出してくれた人ともいえます。出会った頃の話も含め、きっと盛り上がると思いますので、新年早々ですが、「今年は面白い年にするぞ!!」と思う皆さん、ぜひご参加ください。

今回の場所は下北沢のA-WorksプロデュースのFree Factory
http://www.a-works.gr.jp/freefactory/main/


お会いできることを楽しみにしています。

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