俳優の石田純一(55)と婚約者のプロゴルファー・東尾理子(33)、理子の父で野球解説者の東尾修氏(59)が10日、千葉県内で行われたプロアマゴルフ大会に出場。交際発覚後、初めて公の場で顔をそろえたが、カメラの前で晴れの“3ショット”は実現せず。修氏にあいさつしたと明かした石田は「(結婚の)容認という形になってきた」と手応えを強調したが、修氏は「婚約は聞いているが、結婚とは聞いていない」と石田の“言い分”を一蹴。4歳年下の“花婿”にくぎを刺していた。
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「婚約とは聞いているが、結婚とは聞いていない。ものには順序がある」と突き放した修氏の表情は、こわばっていた。
ラウンドは石田組から2組後に修氏・理子組という形で行われたが、報道陣の前での対面はなく、会見も別々。石田は2番ホールで修氏にあいさつしたと報告し「結婚OK?そういうふうに思っています。全部OKじゃないけど、一つ乗り越えた」と笑みを見せていた。
しかし、その後の修氏・理子の会見で“花婿”のそうした思いは、あっという間に一蹴された。大会の感想を求められた修氏は「前(の組)に打ち込んでやろうと思ったけど届きませんでした」と、いきなりの“けん制球”。今日がお披露目?という問いにも「結婚とは聞いていない」と語気を強め、これには隣の理子も苦笑いだった。
9日の大会前夜祭では、同席した理子に「おめでとう」と伝えたという修氏。石田は正式なあいさつも9月末に済ませたと話したが、修氏がこれほどに報道陣の前でかたくなな態度をとるのには大きな理由があった。このほど放送されたTV番組での公開プロポーズだ。公共の電波に乗った愛娘のラブシーンに「(石田の仕事とはいえ)普通の親で、あんなシーンは見たくない」と複雑な心境を吐露した。
「結婚式は(来年)4、5月ごろ。予定を調整して決めたい」と話す理子に対しても、修氏は「最後の気持ちの壁は越えてない。空気はだんだん澄んでいくだろうけど…」とチクリ。その上で「(石田へ向け)カメラの前でペラペラしゃべらないように。調子に乗るな、と。勝手な事したら後ろからサイドブレーキ引くぞ」と、最後まで“ビーンボール”を投げる手を緩めなかった。