本日は、朝一番で岐阜県に。その後、空路で福岡県に入りました。十月に相次いで起こった、いずれも中学生が、いじめを苦に自殺された事件の真相解明のためです。私すずきかんが団長で、れんほう参議院議員が事務局長で、7名で構成しました。岐阜県教育委員会、同県瑞浪市教委、福岡県教育委員会、同県筑前町教委、筑前町長・議長、PTA会長とお会いし、そして、福岡筑前町では、十三歳で自らの尊い命をたたれた少年にお焼香を上げさせていただき、ご遺族とお話をさせていただきました。ご遺族は最愛の息子さんを亡くされた悲しみに加え、わが子が亡くなるに至ったわけを真実を知りたいとの当然の願いすら十分に対応してもらえず、二重の無念を抱えながら、お辛いなか、ご心の内をお話しくださいました。学校現場や町教委は、マスメディアの過熱などもあり、率直にいって、その対応能力を遥かに越える状況を前に、右往左往しているのが実態でした。こうしたときこそ、県教委がもっとリーダーシップを発揮すべきだとお願いしちました。本件は、教員によるいじめが引き金になっており、教員人事権を直接有する県教委の責任は重大です。教育委員会制度の矛盾も露呈しています。