広東省の工場乱闘事件で死刑判決 ウイグル暴動の発端【北京共同】新華社電によると、7月に新疆ウイグル自治区ウルムチで起きた大暴動の発端となった広東省韶関市の玩具工場での乱闘事件で、韶関市の法院(地裁)は10日、漢族の男1人に死刑、1人に無期懲役の判決を言い渡した。このほかウイグル族を含む9人に懲役5~8年の実刑判決を言い渡した。 乱闘事件は6月26日、玩具工場宿舎で漢族の従業員らがウイグル族の従業員を襲撃したことがきっかけで発生。ウイグル族2人が死亡、100人以上が負傷した。 7月5日に起きたウルムチ暴動は、この乱闘事件に怒ったウイグル族が抗議したことがきっかけといわれている。 【共同通信】
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