失業率5.5%、0.2ポイント低下=求人は横ばいの0.42倍−8月
総務省が2日発表した労働力調査によると、8月の完全失業率(季節調整値)は5.5%と過去最悪と
なった前月に比べ0.2ポイント低下した。失業率の改善は7カ月ぶり。一方、厚生労働省が発表した8月の 有効求人倍率(同)は、過去最低だった前月と同じ0.42倍だった。 失業率低下は、就業者数の減少幅が縮小したことなどが影響した。ただ、厚労省は今後の雇用情勢に ついて「企業の生産水準は回復してきたが依然低く、厳しい状況が続く」とみている。 就業者数は前年同月比109万人減の6296万人で、減少幅が前月(136万人)から縮小。産業別では建設 業、サービス業の減少幅が縮小したが、医療・福祉では増加幅が拡大した。一方、製造業は112万人の 大幅減だった。 完全失業者数は前年同月比89万人増の361万人。増加幅は前月の103万人から縮小した。失業率を男女 別に見ると、男性は前月比0.3ポイント、女性は0.1ポイント低下し、それぞれ5.8%、5.0%と なった。(2009年10月2日 時事通信)
雇用は相変わらず酷いままですね。
新卒・既卒関係なく職そのものがない状態が続いているため、 一向に改善の傾向が見られません。 新政権が誕生していろいろ変化の兆しは見られますが、まだ2週間あまりしか経過していないため、 まだ具体的な成果は何もありません。
早くマニフェストに掲げた政策を実行してもらいたいところですが、
前政権がめちゃくちゃなことをしてきたせいか、今はその後始末に追われている印象です。 この後始末はまだまだ時間がかかりそうな予感がします。 補正予算の見直しも3兆円規模を期待していたみたいですが、目標額には及ばず、 いろんなところでズレが生じてきています。
急激な円高や株安がこのまま進めば、来ると言われている景気の2番底が年内にも
やってくるのではないでしょうか。子供手当てなどは少子化対策であると同時に、 景気刺激策とも言われてますが、支給は早くても来年の6月になる見通しで、 まだ半年以上先の話です。そこまで景気がどうなっているかは不透明ですが、 これから冬を迎えるので、そんなによくなるとは思えませんよね。 『外は寒いが、財布の中身はもっと寒い状態』なんていう言葉が生まれるぐらいですから・・・。
給与も下がり続け、このままいけば冬のボーナスも大幅カットでしょうから、
ますます消費が落ち込みます。まさに負のスパイラルに突入していると言っていいでしょう。 デフレ傾向も再び出てきたようで、景気悪化にますます拍車がかかってしまう可能性大です。 そこで新政権に期待したいところですが、前政権の後始末に時間をとられ、十分に対策が 出来ない事態だけは避けてもらいたいものです。 |
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厚労省 新型インフルエンザ
・【星組】柚希礼音「宝塚的でない男役に」 ・中野美奈子アナ、アフリカ支援についてトーク ・真野恵里菜、キティちゃんを演じる! ガン実験をオレが体現してやるよ... 厚生労働省の認可した血液製剤やエコナ油が、後になって「色々すみませんでした」となったように、抗がん剤についても同じく白日の下に晒(さら)される日が来ると予想するのだ。 厚生労働省認可のものがこれだけ後から問題となった過去があるのに ...[記事全文]
2009/10/5(月) 午前 0:57 [ 興味あるニュース速報 ]
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民主党のマニフェストに掲げた政策には期待できるものが多いと思います。
・出産一時金(2009年10月から42万円)を見直し
・年額31万2000円の「子ども手当」
・公立高校を実質無償化し、私立高校生の学費負担を軽減
・自動車関連諸税の暫定税率は廃止
・高速道路を原則無料化
などには期待できると思います。
しかし、景気が悪化している今の状況を考えると
・製造現場への派遣を原則禁止
・最低賃金を引き上げる
というのはタイミングが悪すぎると思います。
これらは中長期的な課題として、景気が回復してから着手するべきだと思います。
2009/10/4(日) 午後 11:10 [ min ]
前政権の後始末云々と言うより、原理的に民主に景気対策を求めてもしょうがないんじゃないですか?
財源なきバラマキ系景気対策は実行不能でしょうし(そりゃ赤字国債で借金増やせばできますけど、毎年10兆円以上借金増やすつもりなのか?)、そもそも民主は円高・デフレ容認の傾向があるので、二番底の景気悪化の可能性は十分にあります。
早めに政策転換してほしいんですけどね。
2009/10/4(日) 午後 11:58 [ ライヒ ]
元々民主はまともな景気、雇用対策を掲げていないような…
与党になっても自民が悪い自民が悪いでは正直厳しいですね
2009/10/5(月) 午後 2:28 [ ぽんぽん ]
>今はその後始末に追われている印象です。
印象はそうでしょうが、後始末など不可能でしょう。
製造業と土建屋の先にしか、日本を構想できなかった自民党の財源なき借金バラマキ政策でつくった借金は約800兆円(国債発行残高だけでも680兆円)あるのです。
また、ダム土建屋利権、年金問題、雇用保険の搾取等の公務員の暴走を半世紀に亘り、放置黙認してきた自民党政権のつけがあるのです。
そうしたことから、基本的に今の民主連立政権に景気対策を求めるのは厳しいのではないかと思います。
しかし、自治労を半世紀に亘って放置黙認し、地方事務官制度の温存で自治労を支援してきた自民党よりは期待はもてるかもしれません。
つまり、半世紀に亘って放置黙認してきた問題の責任を結党10年にも満たない【野党に責任転嫁してきた自民党】では絶望的だったということです。
2009/10/5(月) 午後 6:16 [ ari ]
続き)それからすれば、期待はもてるかもしれないということです。
問題は民主党も自治労を選挙に利用して12人当選させてます。よって自民党のような自治労支援が心配です。
只、民主党なら、国債発行(借金)でつくった補正予算で6千億円国債を買う天下り団体を放置黙認した自民党政権の雇用対策(?)阻止や大量の天下りだけして、付帯工事だけの(ダム本体の工事がなされていない)八ッ場ダム問題を放置黙認した自民党等政権の天下り・土建屋の為の政策阻止ぐらいは可能でしょうが、景気対策は??です。
しかし、米国に利益が吸い上げられているようなグローバル企業に有利な円安(自民党に多額の献金が入る円安)より、「一方的に偏った動きが激しくなれば、それなりの対応をとる」という円高は歓迎すべきでしょう。
2009/10/5(月) 午後 6:19 [ ari ]
>ari さん
現時点の借金は自民党の責任ですね。これからさらに増やすかどうかは民主党の責任です。
公務員系の話題はもめそうなのと、本題からかなりずれてるので言及はよしておきますが、円安への言及は少し気になります。
>米国に利益が吸い上げられているようなグローバル企業に有利な円安
まず円高とデフレはリンクしていることはご存知でしょうか。デフレ懸念の現在の状況では円高は経済に悪影響を及ぼすでしょう。
また「米国に利益が吸い上げられる」という言葉の意味がよくわかりませんが、仮に米国(や自民党やら)に利益があったとして、グローバル企業の利益が日本全体に利益をもたらすことは間違いないです。今回のGDP急落でその影響がわかるでしょう?
なお、財務相につきましてはきちんと火消しに努めた点は評価しますが、「円相場のトレンドは異常ではない」「通貨切り下げ競争はよくない」とのことで、結局円高容認なんですよね。短期相場の動きより、それが問題。
2009/10/5(月) 午後 7:19 [ ライヒ ]
菅氏、雇用対策の2次補正に言及 介護報酬引き上げなど検討
年末や年度末にかけての雇用不安に対応するため
・介護従事者の報酬引き上げ
・従業員の休業手当を国が支援する「雇用調整助成金」の弾力的な運用
を挙げた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091006/plc0910061257009-n1.htm
早くも政権交代の成果がでていますね。
2009/10/7(水) 午前 2:22 [ min ]
国債増発 不可避
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20091007-OYT8T00391.htm
らしいですぞ。
2009/10/7(水) 午前 11:53 [ ライヒ ]
> min さん
ちなみにマニフェストによれば、
介護従事者の報酬引き上げ(月4万円として)に年8000億かかるみたいですよ。
来年度以降どうするんでしょうね。
雇用調整助成金の弾力的な運用は具体的な内容がよくわかりませんが。
2009/10/7(水) 午後 0:20 [ ライヒ ]
はけん禁止するよりはディスインセンティブを設定したほうが良かったかもね。
2009/10/7(水) 午後 4:53 [ sss ]
>現時点の借金は自民党の責任ですね。これからさらに増やすかどうかは民主党の責任です。
それは違いますね。
自民党の財源なき借金バラマキ政策でつくった借金約800兆円(国債発行残高だけでも680兆円)等を返済したわけではありませんので、それが重く圧し掛かる未来にも責任があります。
(勿論、自民党の責任で全額返済してくれるのであれば、それはそれでいいとは思いますが…。←政党交付金などで返済してくれば更によし)
また、政権交代すれば借金がなくなるわけではありませんので、自民党政権がつくった約800兆円借金等の尻拭いの責任は、現政権の民主党らにあります。(但し自民党の責任がなくなるわけではない)
これからどうするかは現政権の民主党らの手腕にかかっているということでしょう。
それと、自民党政権下の(外交等を含めた)政策がすべてリセットされるなら話はかわってきますが、それは不可能ですので、さらに借金を増やすかどうも民主党らだけの責任ではありません。
半世紀以上に亘り政権を担ってきた自民党にも責任があるということです。
そのよい例は雇用対策(と経済対策)でしょう。
2009/10/7(水) 午後 7:26 [ ari ]
(続き)緊急景気対策として14兆7000億円の補正予算(米国と約束した金額ありき借金予算)のお金で、天下り団体に国債を買わす等の雇用対策なら、景気は下降し税収入は見込めません。
(自民党政権の経済財政担当大臣が)リーマン・ブラザーズの破綻について『日本にももちろん影響はあるがハチが刺した程度。これで日本の金融機関が痛むことは絶対にない』という能天気な危機管理ゼロの経済・金融対策でした。それでは急激なGDP急落は避けられません。それも景気は下降し税収入は見込めません。
そうした機会ロス等を国債という借金で補わなければならないこともおそらくあるでしょう。
よってこれから借金を増やすかどうかも民主らだけでなく、自民党などにも責任があるということです。
だから「自民党政権のつけがありますので、今の民主連立政権に景気対策を求めるのは厳しいのではないかと思います」と申し上げた次第です。
2009/10/7(水) 午後 7:27 [ ari ]
>デフレ懸念の現在の状況では円高は経済に悪影響を及ぼすでしょう。
それは円高を歓迎しない経済が前提の話でしょ。
「円高は歓迎すべきでしょう」とは円高を歓迎するような政策や対応で円高を迎えましょうということです。
そもそもTVスポンサー企業御用聞きの評論家などが「円高で輸出企業壊滅し、日本経済はジエンド」ということを度々強調しますが、物事はそんなに単純ではありません。
円安同様に円高も良いこともあれば、悪いこともあるのです。
輸入に頼る工業製品の原材料(や車を走らせたり、工業製品をつくるための資源エネルギーや輸入に頼る食料品など)をひとつとってもそれは理解できるだろうと思います。
輸入企業にとってはプラスにはたらきます。
グローバル企業に関しても、調達する原材料は安く購入できますので、円高対応をしていれば(ドル建てで仕入れて現地で販売等)、円高の影響を受けるのは、最小限にとどめられるということです。
2009/10/7(水) 午後 7:28 [ ari ]
>グローバル企業の利益が日本全体に利益をもたらすことは間違いないです。
それも違いますね。グローバル企業の利益が日本全体に利益、つまり、国益をもたらしているとは限りません。
グローバル企業の工業製品を売るために農産物輸入自由化を行い、食という安全保障はカロリーベースで40%(食料自給率)まで落ち込んでしまいました。
安全保障からはこれは致命的で、外交にも不利にはたらいています。
勿論、グローバル企業の利益が日本のGDPの数値にある程度(15%程度)反映されることは間違いありませんが…。
ライヒさんの言い方なら「輸入企業の利益が日本全体に利益をもたらすことは間違いないです。」ということも言えるのかもしれません。
>今回のGDP急落でその影響がわかるでしょう?
今回のGDP急落でグローバル企業の依存(グローバル企業の輸出依存)やグローバル企業に有利な円介入等は、問題だということがはっきりし、その影響が明らかになったのでは?
2009/10/7(水) 午後 7:30 [ ari ]
<訂正>
【天下り団体に国債を買わす等の雇用対策なら、景気は下降し税収入は見込めません。】⇒【天下り団体に国債を買わす等が雇用対策なら、景気は下降し税収入は見込めません。】
等。
2009/10/7(水) 午後 9:25 [ ari ]
結局は赤字国債を発行するんだな・・
まあ、当然の成り行きだけど
で選挙中、「赤字国債を発行する国じゃ駄目なんです」
「そういう政権からはサヨナラしましょう」
と宣言していた公約違反の謝罪会見はいつするの?
嘘つき民主党とブログが沢山建っているよ
2009/10/7(水) 午後 10:08 [ pepe ]
為替のご高説は結構だけど、
要は民主党を応援する人が頑張って
円高・内需型の社会を作ってくれれば良いだけ
メタンハイドレートの実用化もやってやると宣言したのですから、
さっさと実用化してください。
これからは毎年1兆円のペースで社会保障費が増大します。
民主党を応援する人達が奮起して、毎年8兆円→9兆円→10兆円・・・と恒久財源を確保し維持すればすべて解決です。
上から目線で、嫌がる人達の尻を叩こうとするから世論が
割れるわけで、各自が信じる政策を実現して、
国民に恩恵を与えてください
俺も仕事を辞めて生活保護で暮らしたいです
2009/10/7(水) 午後 10:23 [ pepe ]
>ari さん
借金についてですが、私は別に自民支持じゃないですから、自民を免責するつもりはないですよ。でも政党交付金で払える額でなし、自民に払わせる意味はないでしょう。
そして借金をこれ以上増やさないで、返済をしていくことはどう考えても現政権の責任です。
前政権からの継続性により財政支出を急に変えることはできないというのはもちろんそういう面はあります。ただし、相手がいる外交ではなく、内政であれば、かなりのフリーハンドが利きます。
また、そもそも補正予算の支出は自民が歳出を決定したのですから、これによる借金の増大は自民の責任でしょう。民主の借金の責任を問うのに適切な例とは思えません。
先に私が挙げた国債増発も来年度の予算の話です。
例えば来年度の予算の歳出から「無駄を省いた」分(とりあえず7兆円?)はばらまかず、借金返済にあてることだってできるわけですから、やはり民主の責任は大きいといわざるを得ません。
2009/10/8(木) 午前 9:39 [ ライヒ ]
>ari さん
さて、円高についてですが、まず円高はデフレにつながるという点をご理解いただいていますか?何の言及もないのですが。
また、円高を歓迎する体制に転換するということは、比較優位にある日本の輸出産業をつぶすべきという価値判断であって、私はそれをすべきではないと思います。なぜ世界有数の地位にある日本の輸出産業をつぶす必要があるのでしょうか?資源ゼロのこの国で輸出産業がなければどうやって外貨を稼ぐのでしょうか?人口減少期にある日本で内需主導経済に転換というのはセンスが悪いのではないでしょうか。
2009/10/8(木) 午前 10:05 [ ライヒ ]
>ari さん
農業の自給率についてはある意味正しいです。が、ariさんが指摘する文脈において農産物の保護主義を容認するということは、日本が現在も発展途上国であることとイコールの関係です。この点について触れていないのはどうなんでしょうか。日本が先進国になるには貿易自由化しかありえなかったと思われます。ariさんは本当に発展途上国がいいんですか?
もちろん政策により自給率を上げることはできますが、その点についてはまた別の問題です。
2009/10/8(木) 午前 10:16 [ ライヒ ]
>ari さん
>今回のGDP急落でグローバル企業の依存(グローバル企業の輸出依存)やグローバル企業に有利な円介入等は、問題だということがはっきりし、その影響が明らかになったのでは?
問題はグローバル企業がそもそもなかったらどうなっていたのか、ということではありませんか。とりたてて産業の当てがない現状ではGDPは低いままではありませんか。あるいは失業率が上がるとか。
内需として介護・医療に期待する人がいますが、確かに高齢化社会を迎えて成長は見込めますが、公的保険に依存する率が高い(すなわち生産性に限界がある)ので、おのずと成長性には限界があります。
2009/10/8(木) 午前 10:24 [ ライヒ ]
ついでに言えば、介護・医療系の産業は労働力不足が顕在化しない限り外需依存産業と特に矛盾もなく並存できます。というか、財源の問題からして外需依存産業があるほうが活性化するでしょう。
2009/10/8(木) 午前 10:55 [ ライヒ ]
>ariさん
今までの議論をひっくり返すようでなんなのですが、実のところ日本は外需依存度はあまり高くないので、もっと外需を増やすべしとか、すでに内需依存経済になっているいう議論をすることもできます。
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_02.html
2009/10/8(木) 午前 11:26 [ ライヒ ]
2007年夏以降、円高で大騒ぎしていますけど、
実効為替レートで見ると、まだ円安です。
1995年の88円と2009年の88円は違うわけです。
(日米の購買力平価で見ると、1ドル=80円から85円が適正)
そして今のアメリカは、表向き「強いドル」を言っていますが、
自国の経済が悪いため、本音ではドル安の方がいいのです。
ですから円売りドル買い介入も余程の変動がない限り出来ません。
為替の介入には相手国の了解が必要です。
アメリカの利上げ観測が浮上しない限り、
これから円高はさらに進行して、デフレ圧力がかかり、
失業率も悪化する可能性が高いです。
雇用が安定しないと、結婚や出産も困難になるわけですから、
民主党政権は子供手当ての財源探しに必死になるよりも
緊急の雇用対策に力を入れるべきです。
2009/10/8(木) 午後 1:27 [ 123 ]
>123さん
現在の為替相場は円安ではありません。
購買力平価といってもいろいろ種類がありますが、為替相場の水準と比較されるのに使われる購買力平価(卸売物価基準)は現在1ドル=109円程度であって、円安ではありません。
現在は円安ではなく、2割程度円高です。
http://www.iima.or.jp/pdf/PPP/200908doll_yen.pdf
2009/10/8(木) 午後 3:29 [ ライヒ ]
>政党交付金で払える額でなし、自民に払わせる意味はないでしょう
私が言っているのは【現時点の借金は自民党の責任】【これから増やすかどうかは民主党の責任】と簡単に区切れるものではないですよという事です。自民の免責云々の話をしているのではありません。
よって、私にそう言われても困ります。
念のため確認しておきますが、「現時点の借金は自民党の責任」と仰るので、私は「自民党の責任で全額返済してくれるのであれば、それはそれでいいとは思いますが…。」「(自民党が財源なき借金バラマキ政策でつくった借金を)政党交付金などで返済してくれば更によし」と言っただけです。
尚、私の発言は全額返済は不可能であったとしても、自民党が責任政党として(の自負があるのなら)、恒久的に政党交付金の受け取りを拒否するなどのパフォーマンスぐらいは示したらどうかという程度の発言ですので、意味があるなしの問題ではないのは確かでしょう。
勿論、「民主党(支持者)が責任をもって開拓しろ!」「民主党(支持者)が負担しろ!」等の自民党崇拝者などのエモーショナルでチャイルディッシュな主張には有効でしょうが。
2009/10/8(木) 午後 9:29 [ ari ]
>相手がいる外交ではなく、内政であれば、かなりのフリーハンドが利きます。
自民党の財源なき借金バラマキ政策でつくった借金は約800兆円等があるのです。そうした状況からはかなりの制約があり、自由裁量があったとしてもそれを行使できるかどうかは疑問。自由裁量より制約の方があるのではないかというのが私の感想です。
また、話題のダムひとつとっても、内政においても相手がいることは理解できるだろうと思います。よって自由裁量が可能かどうかも疑問です。
外交と同じ様なプロセス等が求められるように思います。
2009/10/8(木) 午後 9:30 [ ari ]
>そして借金をこれ以上増やさないで、返済をしていくことはどう考えても現政権の責任です。
(すでに私はそうした趣旨のことは申し上げているので・・・)私に改めてそう言われても困ります。
私は「政権交代すれば借金がなくなるわけではありませんので、自民党政権がつくった約800兆円借金等の尻拭いの責任は、現政権の民主党らにあります。(但し自民党の責任がなくなるわけではない)これからどうするかは現政権の民主党らの手腕にかかっているということでしょう。」と未来だけでなく明確に自民党らの尻拭いの責任は、現政権にあると申し上げています。
つまり、どう考えても自民党がつくった現時点の借金は現政権の責任であり、これから増やすかどうかも現政権の責任だということです。
但し、身の丈に合わない支出をし、 (リーマン・ブラザーズの破綻をハチが刺した程度などと)危機管理ゼロの経済・金融対策等をしてきた自民党らにも、未来の責任(来年度以降の予算での国債増発等の責任)はあるということです。
2009/10/8(木) 午後 9:31 [ ari ]
>補正予算の支出は自民が歳出を決定したのですから、これによる借金の増大は自民の責任でしょう。
いいえ違います。
自民党が歳出を決定した補正予算の尻拭い等の責任も、現政権の民主党らの責任です。(但し自民党の責任がなくなるわけではない)
>円高についてですが、まず円高はデフレにつながるという点をご理解いただいていますか?何の言及もないのですが。
「インフレになれば円の貨幣価値が下がる」「デフレになれば円の貨幣価値が上がる」と巷間言われてきました。
よって、言及するに値しないと判断したのでスルーしたまでです。
(あまり気がのりませんがコメントを読まれている方々の為に・・・)ならば、現在の状況では円高は経済に悪影響を及ぼすというその根拠をお示しください。
2009/10/8(木) 午後 9:33 [ ari ]
>円高を歓迎する体制に転換するということは、比較優位にある日本の輸出産業をつぶすべきという価値判断…日本の輸出産業をつぶす必要があるのでしょうか?…人口減少期にある日本で内需主導経済に転換というのはセンスが悪いのでは
よくわかりませんね。ならば、
円安を歓迎する体制に転換するということは、比較的劣位にある日本の輸入産業等をつぶすべきという価値判断になるのでしょうか?
円安を歓迎する体制に転換するということは、「国益」となる 食料、技術、文化、軍事、資源の国家安全保障の食料の自給率を更に下げるべきという価値判断になるのでしょうか?
只、人口を増やすような政策は国家として必要でしょう。
2009/10/8(木) 午後 9:34 [ ari ]
>農産物の保護主義を容認するということは、日本が現在も発展途上国であることとイコールの関係です。この点について触れていないのはどうなんでしょうか。日本が先進国になるには貿易自由化しかありえなかったと思われます。
「発展途上国に戻りたかったのか」というのであれば、ある程度理解できますが、そうではありませんのでこれは理解できません。
2つの意味で違うと思いますが。
日本は発展途上国から先進国になって輸出をするので、米国は農産物の輸入自由化を主張し、農産物の輸入促進させたのです。
それと私は農産物の保護主義を主張していませんが。
工業製品を売るために農産物輸入自由化を行うなら、安全保障上、食料自給率が落ち込まない日本の農産物の保護の仕方があったということです。平均年齢65歳以上の農業になる前の保護の仕方があったということです。
但し、供給されている国内の食糧自給率でないのでカロリーベースでの数値は問題。(食という安全保障のために危機意識を煽り高めるためのカロリーベース40%なら、利用すべしというのは私の自論。)
2009/10/8(木) 午後 9:35 [ ari ]
>>今回のGDP急落でグローバル企業の依存(グローバル企業の輸出依存)やグローバル企業に有利な円介入等は、問題だということがはっきりし、その影響が明らかになったのでは? 問題はグローバル企業がそもそもなかったらどうなっていたのか、ということではありませんか。
過度な依存を問題視しているのです。
私はグローバル企業がなかったらという話をしているのではありません。
2009/10/8(木) 午後 9:36 [ ari ]
>実のところ日本は外需依存度はあまり高くない…
だから何なのですか。
私は外需依存云々の主張などしていませんが。
GDP15%程度のグローバル企業に有利な政策(円の介入等)をしろということでしょうか?
少なくとも外需依存度はあまり高くないということで、「円安同様に円高も良いこともあれば、悪いこともあるのです。輸入に頼る工業製品の原材料(や車を走らせたり、工業製品をつくるための資源エネルギーや輸入に頼る食料品など)をひとつとってもそれは理解できるだろうと思います。輸入企業にとってはプラスにはたらきます。グローバル企業に関しても、調達する原材料は安く購入できますので、円高対応をしていれば(ドル建てで仕入れて現地で販売等)、円高の影響を受けるのは、最小限にとどめられるということです。」等の私の今までの主張がひっくり返えることはありません。
2009/10/8(木) 午後 9:37 [ ari ]
ライヒさん
>雇用調整助成金の弾力的な運用は具体的な内容がよくわかりませんが。
具体的な内容はともかく雇用調整助成金で雇用が守れるのなら、少々コストがかかっても積極的にお金を投入すべきだと思います。
これまでその職に就いていた人が解雇されるとそれまでの経験が無駄になり日本全体で考えれば損失となります。
民主党政権になったので労働者のために雇用を守る方向で行くことは間違いないと思いますので、現状の雇用は維持してもらえるでしょう。
そして以前のように、多くの人が新卒で正社員になり、そこで経験を積みスキルアップして、そのまま定年まで勤められるという方が社会も安定するので良いと思います。
もちろん、全員を正社員として終身雇用というのは無理ですが、少子化で今後は卒業生の数も減少してくるので、若者を積極的に新卒で正社員として採用し育てていき、定年まで勤めてもらえるようにするべきだと思います。
2009/10/9(金) 午後 10:31 [ min ]
>min さん
「弾力的な運用」というのが何かわからないだけで、雇用助成金そのものについては特に反対もしません。
一時的な出費でしょうからまっとうな政策であれば借金してやるも良しです。
なお雇用助成金については前政権がはじめたことではありませんか?
2009/10/10(土) 午前 11:50 [ ライヒ ]
> ari さん
長いので要点だけ。
しがらみによりフリーハンドが制限されるのは確かでしょう。しかし基本的に借金を減らすのは現政権の責任ですよ。16.8兆円の無駄を省けるのなら、それを借金返済に充てることもできますから。
また、補正予算は自民の借金でまかなわれているのでしょう?民主はそれをいくらか取り戻しただけです。それを借金返済に充てるか否かの選択は民主の責任ですが。
円高についてはマネーサプライを増やすことで抑制可能である、ということでデフレと直結しています。
輸出産業については選択と集中ということです。
2009/10/10(土) 午後 0:04 [ ライヒ ]
農産物保護主義についてはariさんが、「グローバル企業の工業製品を売るために農産物輸入自由化を行」った結果自給率が落ちた旨を主張為されているので、保護主義の御主張と受け止めました。誤解があったなら失礼しました。
ariさんが御主張の点は、円高云々と言うより、単に農業政策の問題であると見受けられます。
また、農産物自由化以前に、食糧自給率は50%まで落ち込んでいます。結局、国内の他産業と比べて儲からなかったのが衰退の原因です。
2009/10/10(土) 午後 0:14 [ ライヒ ]
>ariさん
>過度な依存を問題視しているのです。
>少なくとも外需依存度はあまり高くないということで
外需に依存しているのか、そうでないのかどっちだと思います?
なお、円高が輸入にメリットがあるのはもちろんですよ。単に比較優位にある輸出企業をより重視すべきだ、と主張しているだけで。過度な円安政策は不要かと思いますけど、今は円高すぎます。
2009/10/10(土) 午後 0:21 [ ライヒ ]
そういえば円高については因果関係が逆だと言うことでしたか?
3.注目点:「円高を放置すればデフレは当然」
経済に実際に影響を与えるのは、為替市場で決定される名目ベースの為替レートではなく、名目為替レートにインフレ率を加 味した実質為替レートである。例えば、名目円レートが5%減価すると、海外の消費者 にとって日本の商品が5%割安となり、日本からの輸出増加につながる。一方、名目円レ ―トが全く変わらなくても、日本の物価が5%下落すれば同様の効果が生じる。いずれも、海外の消費者から見れば日本の商品の5%下落であり、実質円レートの5%の減価を意 味する。
2009/10/10(土) 午後 0:38 [ ライヒ ]
http://www.asyura.com/2003/hasan19/msg/594.html
経済状況が悪化すれば実質円レートに減価圧力が加わるが、日本のように景気低迷にもかかわらず名目ベースの円レートが減価しなければ、実質円レートは国内物価の下落を通じて調整される。つまり、経済低迷が続く中で、体力以上の円高を放置している日本にデフレが生じているのは、実質為替レートの調整の観点からすれば極めて当然の帰 結である。
実質為替レートの調整において、変動相場制を採用している国は、通常、名目為替レ ―トの調整を選択し、物価下落を選択しない。物価が下落するまでには、長期の不況と失業率の上昇など、社会的コストが大きいためである。日本は物価下落を通じて実質為 替レートを円安にする痛みの大きな方法を選んだことになる。
http://www.asyura.com/2003/hasan19/msg/594.html
2009/10/10(土) 午後 0:39 [ ライヒ ]
>ari さん
借金についてはこういう表現のほうが分かり易いですか?
予算の赤字国債の発行を「歳出削減分」あるいは「(新たな税金の)歳入増加分」減らすことは民主の責任である。それは前政権のしがらみから脱した予算であるからだ、と。
補正予算から2.5兆円回収したのですから、なんの配慮もしないのと比べ、来年度の予算から少なくとも2.5兆円は赤字国債を減らすことができるはずです。
まあこんな不毛な議論より、マクロ経済対策による景気回復こそやってもらいたいことではありますが。それこそ望み薄というのがなんとも。
2009/10/10(土) 午後 1:14 [ ライヒ ]
>ari さん
そうそう、ついでに言及しておきますと、日本のGDPに占める輸入の割合は輸出より少ないですよ。2005年のデータで輸出が13%、輸入が10%程度。加工貿易をしている企業を除けば、輸入はもっと少なくなるでしょう。したがって円高の場合、輸入での利益より輸出の損失のほうが大きいでしょうね。
http://blogs.yahoo.co.jp/eisaku35/47855967.html
2009/10/10(土) 午後 4:43 [ ライヒ ]
>ari さん
そーいえば、グローバル企業も円安で得するとの御主張ですが、現地生産、現地販売を考慮しているんですか?まあ色々対策をしている企業はありますが、それでも3割強は影響を受けるとのこと。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20091008ddm008020030000c.html
2009/10/10(土) 午後 7:57 [ ライヒ ]
>基本的に借金を減らすのは現政権の責任ですよ
それについては、10/8(木) 午後 9:31にコメントした通りです。
つまり、どう考えても自民党がつくった現時点の借金は現政権の責任であり、これから増やすかどうかも現政権の責任だということです。
当然、“増やすかどうか”に“借金を減らす”の意味が含まれることは、賢明でない方でも理解できるだろうと思います。
>補正予算は自民の借金でまかなわれているのでしょう?民主はそれをいくらか取り戻しただけです。それを借金返済に充てるか否かの選択は民主の責任ですが。
既に私は「自民党が歳出を決定した補正予算の尻拭い等の責任も、現政権の民主党らの責任です」と10/8(木) 午後 9:33にコメントしていますが。
当然、“現政権の民主党らの責任”ということは、“借金返済に充てるか否かの選択の責任”が含まれることは、賢明でない方でも理解できるだろうと思います。
私が否定したのはライヒさんの【補正予算の支出は自民が歳出を決定したのですから、これによる借金の増大は自民の責任でしょう。】という発言です。
それについては間違っています。
2009/10/10(土) 午後 10:25 [ ari ]
(続き)
自民党が歳出を決定した補正予算の尻拭い等の責任も、現政権の民主党らの責任だからです。(但し自民党の責任がなくなるわけではない)
基本的に借金を減らすのは現政権の責任のなでしょう。そう理解されているなら、ライヒさんのいう【補正予算の支出は自民が歳出を決定したのですから、これによる借金の増大は自民の責任でしょう。】というものを減らすのは現政権の責任ということが理解できるのではないでしょうか。
勿論、補正予算の支出・2009年9月16日以前の約50年間で自民党らがつくった借金約800兆円・不採事業・公務員の余剰人員などを旧政権の自民党らに渡し責任をもって対応させる旧国鉄やGMなどで採用された様な手法で「新旧政権分離」をするというなら、【現時点の借金は自民党の責任】【これから増やすかどうかは民主党の責任】と区切ってもよいでしょうが、それは非現実的で安易なものではありません。
2009/10/10(土) 午後 10:26 [ ari ]
>円高についてはマネーサプライを増やすことで抑制可能である、ということでデフレと直結しています。…
私がライヒさんに円高に関して(コメントを読まれている方々の為に)おききしているのは、そういうことではありません。
「現在の状況では円高は経済に悪影響を及ぼす」というのであれば、その根拠をお示しくださいと申し上げているのです。
>御主張の点は、円高云々と言うより、単に農業政策の問題であると見受けられます。
受け手の問題ですので、そうよみとられるのは自由だと思います。
しかし、それは間違いです。
私は10/7(水) 午後 7:30、10/8(木) 午後 9:35のコメント等で、安全保障(軍事・資源・食料・技術・文化等)の政策について主張してきました。
よって、円高云々と言うより、安全保障の問題であるということです。
農業だけの問題なら、「食という安全保障」と態々“安全保障”と記しません。
2009/10/10(土) 午後 10:28 [ ari ]
>食糧自給率は50%まで落ち込んでいます。結局、国内の他産業と比べて儲からなかったのが衰退の原因です。
そんな単純な問題ではありません。これでは「ここでは受け売りが足らない」等と言われかねません。
ならばおききしますが…。
「農産物の保護主義を容認するということは、日本が現在も発展途上国であることとイコールの関係です」とライヒさんは仰ってました。
つまり、乖離した農業生産を奨励してきた農産物の保護主義を容認してきた日本は発展途上国ということでしょうか?
百歩譲って、“儲からなかったのが原因だ”とするなら、何故?儲からなくなったのかを考えることが重要でしょう。
食管法・減反政策(減反割り当て)等にすら触れずに“儲からなかったのが原因だ”というのはどうなんでしょうかね。
問題は政権を担っていた自民党らが国家安全保障を怠ってきたということです。
安全保障は軍事力だけという思い込みが現在の危機的状況を招いているのかもしれません。
2009/10/10(土) 午後 10:29 [ ari ]
>農産物保護主義についてはariさんが、「グローバル企業の工業製品を売るために農産物輸入自由化を行」った結果自給率が落ちた旨を主張為されているので、保護主義の御主張と受け止めました。誤解があったなら失礼しました。
それは間違った解釈です。
私は「自由化を行った“結果”自給率が落ちた」とは主張していません。
私は「自由化を行い、食という安全保障は…落ち込んでしまいました」と簡単に時系列に沿っただけです。
つまり、様々な要因で食という安全保障は落ち込んでいて、自由化だけが原因ではありません。よって、それについては言及していないということです。
それを理解してくださっているのであれば問題ありません。
2009/10/10(土) 午後 10:30 [ ari ]
>外需に依存しているのか、そうでないのかどっちだと思います?
外需依存度が高い低いで、私の今までの主張がひっくり返えることはないと理解して頂いたということでしょうか?
それなら先ずおききしますが、「外需依存度はあまり高くない」と10/8(木) 午前 11:26のコメントで言っておられますが、具体的に外需依存度とは何でしょうか?
個人のHPやブログではなく、その根拠となるものもお示しください。
また、何をもってそれがあまり高くないとなるのでしょうか?
更に、外需依存度と比べるべき内需依存度とは何になるのでしょうか?(内需依存度が示されなければ比べられません。)
更に、外需依存度と内需依存度を比べ、どちらが高かったでしょうか?
余談として、それを理解した上でURLを示されておられるのでしょうか?
明確な回答があれば、私の考えを述べようかと思っています。
2009/10/10(土) 午後 10:31 [ ari ]
>単に比較優位にある輸出企業をより重視すべきだ、と主張しているだけで。
ならば…。
【円安を歓迎する体制に転換するということは、比較的劣位にある日本の輸入産業等をつぶすべきという価値判断になるのでしょうか?】
【円安を歓迎する体制に転換するということは、「国益」となる 食料、技術、文化、軍事、資源の国家安全保障の食料の自給率を更に下げるべきという価値判断になるのでしょうか?】
と簡単に切り返される「円高を歓迎する体制に転換するということは、比較優位にある日本の輸出産業をつぶすべきという価値判断」などと言わないで、それを具体に主張すべきでしょう。
>今は円高すぎます。
何をもって高いとするかが問題でしょう。逆のことも言えます。「今の円はまだ安い」と主張する場合も、何をもって安いとするかが問題でしょう。
2009/10/10(土) 午後 10:33 [ ari ]
>10/10(土) 午後 0:38と10/10(土) 午後 1:14のコメント
受け売りですか。
受け売り事項の問題点。
1、筆者がどういう人間か問題。
金融商品取引業務を行っている人間ならどのようなトレンドを望むか考える必要があるということです。
2、約7年前の記述だということ。
サムプライム・ローン問題も表面化していませんでしたし、日本の多くの経済学者は、経済危機を迎えるまでサムプライム・ローンという言葉すらしらない状況でした。
約7年前と今では状況が異なるのは誰もが理解できるだろうと思います。
3、日本はナイーブな方が多いので、それらしいものを提示されれば、自分で検証することなく、安易に信じる傾向があるということ。
日本の教育に問題あり。
等です
2009/10/10(土) 午後 10:34 [ ari ]
>借金についてはこういう表現のほうが分かり易いですか?
表現が問題なのではありません。
「補正予算の支出は自民が歳出を決定したのですから、これによる借金の増大は自民の責任でしょう。」「現時点の借金は自民党の責任」「これから増やすかどうかは民主党の責任」というライヒさんの主張が問題なのです (ライヒさんの主張が間違いなのです)。
それを理解(自覚)するかどうかはあなたの問題です。
私が分かっても(理解しても)仕方がありません。
勿論、2009年9月16日以前の約50年間、自民党らがつくった借金約800兆円・補正予算・不採事業・公務員の余剰人員などを旧政権の自民党らに渡し責任をもって対応させる旧国鉄やGMなどで採用された様な手法で「新旧政権分離」をするというなら、【現時点の借金は自民党の責任】【これから増やすかどうかは民主党の責任】と区切ってもよいでしょう。
しかし、それは非現実的であり不可能なものです。
よって、過去も未来も現政権の民主党の責任だということです。(但し、自民党の過去・未来の責任がなくなるわけではない)
2009/10/10(土) 午後 10:35 [ ari ]
>予算の赤字国債の発行を「歳出削減分」あるいは「(新たな税金の)歳入増加分」減らすことは民主の責任である。それは前政権のしがらみから脱した予算であるからだ、と。
国債をご理解いただいていますか?
( 国債を発行するという)前提がおかしいです。
また意味不明です。
未だ現政権の民主の責任で赤字国債の発行はされていません。
よって、減らしょうがありません。
「今まで自民党らが発行した国債を「歳出削減分」或いは「(新たな税金の)歳入増加分」で減らすことは現政権の民主の責任。」というのであれば理解できます。
(それならその通りです。)
或いは、「現政権の民主らが国債発行する場合は、「歳出削減分」或いは「(新たな税金の)歳入増加分」で出来るだけ発行を減らすことは現政権の民主の責任。」というのであれば理解できます。
(しかし、その場合は現政権の民主らだけでなく、自民党らにも責任があるということです。)
2009/10/10(土) 午後 10:36 [ ari ]
>2005年のデータで輸出が13%、輸入が10%程度。加工貿易をしている企業を除けば、輸入はもっと少なくなるでしょう。したがって円高の場合、輸入での利益より輸出の損失のほうが大
そんな単純なものではないと思いますが…。
ならば、何故それで、円高の場合、輸入での利益より輸出の損失のほうが大きいとなるのでしょか?
その根拠をお示しください。
また、何故?輸入での利益だけを輸出と比べるのでしょうか?
それがどのような意味があるのですか?
重要なことは、円高の場合、国全体としてプラスか、マイナスかでしょ。
仮に、輸入での利益より輸出の損失のほうが大きかったとしても、輸入以外のもので補えていればいいことです。
余談として…
おそらく、政府がやろうとしていることは、今までの輸出企業などを通じてのトリクルダウン(おこぼれ)から、直接(或いはそれに近いカタチで)国民に富を流そうと考えているのでしょう。
(円高の方が国民一人ひとりに富が満遍なく行き渡ると考えているのでしょう。)
2009/10/10(土) 午後 10:37 [ ari ]
>ari さん
全面的に同意できませんが、平行線になりますし、実りがないのでこの辺にしときましょう。
ただ、円高とデフレの関係についてはマネタリズムやリフレ派の本を読んで勉強してください。知識のなさを誇るのはやめましょう。
2009/10/11(日) 午前 2:32 [ ライヒ ]
>実りがないのでこの辺にしときましょう。…
想定していた最悪のこたえがかえってきたようですね。
そうですね。
まぁ、少なくとも、根拠が示せない安易な受け売りだったか否かは(あなた以外の)読み手は理解できたと思います。
URLを示すのなら自分が理解した上で示さなければいけないとわかっただけでも、(同上)読み手にとってはプラスだったとは思っています。
外需依存度(の表)というものも、眉唾物ではないかと疑うべきものだと(同上)読み手は理解できたと思います。
2009/10/11(日) 午前 10:56 [ ari ]
>本を読んで勉強してください。
「外需依存度はあまり高くない」というのであれば、具体的に外需依存度とは何かを示し、その根拠を示すべき!
「外需依存度はあまり高くない」というのであれば、何をもってあまり高くないのかを示すべき!
外需依存度と比べるべき内需依存度とは何にかを示すべき!そして、その上でどちらが高かったかをこたえるべき!
「円高の場合、輸入での利益より輸出の損失のほうが大」というのであれば、その根拠を示すべき!
「現在の状況では円高は経済に悪影響を及ぼす」というのであれば、その根拠を示すべき!
食糧自給率が落ち込んだのは“儲からなかったのが原因だ”というのであれば、何故?儲からなくなったのかを考え、その根拠を示すべき!
等。
私が勉強して、受け売りだらけのライヒさんがそれらにこたえられるようになるなら勉強しますが、そうはなりません。
本などを読むのは結構ですが、受け売りばかりせず、自分の頭を使い、考える力を身につけましょう。
安易な受け売りを誇るのはやめましょう。
2009/10/11(日) 午前 10:57 [ ari ]
kazuyaさんは、外需に依存しているのか、そうでないのかどっちらだとお思いでしょうか?
私は、目的が何にせよ、「日本は内需依存だ!」(或いは「外需依存だ!」)という主張は、「日本は外需依存度は高くない」という話同様、ナンセンスなことのように思っています。
GDP比の純輸出に占める割合が低いのに輸出が重要視されるのですか?とも言えますし、割合が低いので重要視すべき!という見方もできるからです。
重要なことは輸出品である工業製品の原材料や工業製品をつくるための資源エネルギーは輸入に頼っていることです。
(その前提で考えれば、)輸出品には工業製品しかないとするならば、輸入依存度は100%ということも言えるのです。
つまり、輸入は68兆4,069億円で、輸出の77兆4,609億円で、輸入が輸出より13%程低くいものであったとしても、100%輸入依存だということになります。
2009/10/11(日) 午前 10:58 [ ari ]
> ari さん
うーむ、無知をここまで誇る人というのは私は他に知らない。
ある意味感心しました。いやスゴイ。更正を信じてもう一回だけ。
たぶんマネタリズムの教科書は読みこなせないでしょうから、一冊だけそのままズバリがテーマの平易な本を紹介してあげます。
円の足枷―日本経済「完全復活」への道筋、安達 誠司 (著) 、東洋経済新報社
あと「通貨高 デフレ」でググってみてください。通貨高がデフレを引き起こすと書いてあるページならたくさんみつかるでしょう。メカニズムの紹介が省略されているのは、これが常識だからです。
円高容認「おしゃべり財務相」の愚
http://www.quon.asia/yomimono/business/oonishi/2009/09/30/2012.php
2009/10/11(日) 午後 5:33 [ ライヒ ]
>無知をここまで誇る人というのは私は他に知らない。
他人を無知と言えるだけの知識が御ありなら、ご自分の発言に責任を持ってその根拠等を示すべきでしょう。
受け売りの言いぱなしで、ここまでプライドが高い方ははじめてみました。
ホント驚きました。自分で検証することなく、安易に信じるナイーブさは、ある意味魅力的なのでしょうが、考える力のない人間の発言は、社会全体からすれば迷惑極まりないものです。
それとあなたの読解力には問題があります。
一つ日本語教材を紹介してあげます。
【日本語教材】はじめてのあいうえおトランプ
http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-8118-0528-3.html
教材を示されたことで、受け売りだらけの上目線の愚かさを理解してくださればと思います。
2009/10/11(日) 午後 7:17 [ ari ]
>「通貨高 デフレ」でググってみてください。通貨高がデフレを引き起こすと書いてあるページならたくさんみつかるでしょう。
だから何なのですか?
そういうことは、「通貨高がデフレを引き起こさない」という方や「デフレになれば円の貨幣価値が上がる」といわれていることを知らない方に言ってください。
私は外需依存云々の主張などしていないにもかかわらず、「今までの議論をひっくり返すようでなんなのですが、実のところ日本は外需依存度はあまり高くない」と思い込みの言いぱなし。
それを前にも指摘しましたが、ご自分の読解力のなさをご理解されていないようですね。
情報を集められる力はそこそこあるのです。ならば少しは読解力と考える力を身につけましょう。
読解力を身につけたのち、私が「通貨高がデフレを引き起こす」というものを前提にコメントしていると理解しましょう。(10/8(木)午後 9:33のコメントで既に示唆させている)
私が通貨高等に関して言及したことは、「円安同様に円高も良いこともあれば、悪いこともある」ということぐらいです。
、
2009/10/11(日) 午後 7:18 [ ari ]
<続き>
あなた(ライヒさん)のコミュニケーション能力の問題なのかもしれませんが、言及しなければ、相手は知らないという思い込みもやめましょう。
それと、質問等にこたえられない安易な受け売りはやめましょう。
2009/10/11(日) 午後 7:20 [ ari ]