岡山放送局

2009年10月11日 10時54分更新

春日歌舞伎の秋祭り奉納上演


神社の秋祭りに合わせて、子どもたちや地域の人たちが歌舞伎芝居を奉納する「粟井春日歌舞伎」が、10日夜、美作市で上演されました。

この歌舞伎の奉納は、美作市粟井にある春日神社の秋祭りに合わせて、毎年、神社の前に設けられた芝居小屋で行われているものです。12年前からは、地元の粟井小学校の子どもたちも出演するようになり、今年も6年生の児童5人が、舞台に立ちました。
子どもたちが7月から練習を重ねてきた、七五調の名セリフで知られる5人の盗賊の捕り物劇、「白波五人男」を熱演すると会場からは、盛んな拍手と共に、祝儀を包んだおひねりが投げられていました。
このほか、地元の歌舞伎保存会による豊臣秀吉や明智光秀が登場する「絵本太功記十段目」も上演され、訪れた歌舞伎ファンを楽しませていました。
この春日歌舞伎は、11日も午後7時から上演されます。