ノムさんが女子アナに恋愛指南「野球選手はやめておけ」

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今季、やけに目立った野村監督と女子アナの２ショット。フジテレビの平井アナ（左）、遠藤アナには、しっかり男選びを助言していたが…

　横浜・内川聖一内野手（２７）とフジテレビ・長野翼アナウンサー（２８）の熱愛が発覚。先日はヤクルト・青木宣親外野手（２７）とテレビ東京・大竹佐知アナウンサー（２６）が結婚することが明らかになったばかり。プロ野球選手と女子アナのカップルが続々と誕生している。そんなトレンドに、この人が一家言。楽天・野村克也監督（７４）は、女子アナに対し「野球選手との結婚はやめておけ」と警鐘を鳴らす。その心とは…。（塚沢健太郎）

　またまた飛び出した野球選手と女子アナの熱愛情報。６日のロッテ戦（千葉マリン）前、内川と長野アナの交際発覚を聞いた野村監督は、「うらやましいな。フジテレビ？　最近はテレビ東京が多いんだよな。（野球選手は）グラウンドに女性がいないから、しょうがないだろ。（女性と出会う）キッカケがないからな」。おめでたい話に、いきなり毒ガスというわけにもいかず？一応、理解は示したものの、本心は違う。

　野村監督は球場などに取材に訪れる女子アナに向かって、必ず「彼氏いるの？　野球選手（と結婚するの）はやめておけ」と声を掛けるのが恒例行事だ。先日も取材に訪れたフジテレビの人気美人コンビ、平井理央アナ（２６）と遠藤玲子アナ（２７）に、しっかりとこのアドバイスを送った。

　「選手時代はいいよ。（現役を）終わってからが問題だ。長い目で見たときにな。家が大金持ちとか、コーチ、監督になれるとか（ならいいが）。そんなのは、ほんのひと握りだからな」。これが、女子アナに贈る“ノムラの考え”だ。

　確かに青木も内川も、今春のＷＢＣでは日本代表で活躍し、ヤクルト、横浜の中心選手。今季の推定年俸は、青木が２億６０００万円、内川が８５００万円。今オフの契約交渉で、内川は１億円プレーヤーに仲間入りするのは確実だろう。

　しかし、当たり前の話だが、現役としてプレーできるのは、４０歳前後まで。そこから先の人生の方が長い。この不況下では、コーチや評論家としての再就職も難しく、引退後の保障はまったくない。「宮本（ヤクルト）とか、ああいうのなら（将来は）間違いないけど。もう結婚しているんだろ？」と幹部候補生でないと結婚相手にはオススメできない、というわけだ。

　自らがよく知る野球選手と女子アナの夫婦の名をあげて、「○○は同居していないらしいぞ」と爆弾発言も飛び出し、警鐘を鳴らした。

　しかし、意外と思えるかもしれないが、野球選手と女子アナのカップルは山ほどいても、先駆者の与田剛（中日）＆木場弘子（ＴＢＳ）の結婚から、いまだ離婚した夫婦はいない。つまり、女子アナは選手の将来性を見極めて結婚しているということか。

　その理由について野村監督は、「野球選手自体、離婚率が低いやろ。そこが芸能人とは違うところや。外（遠征）で浮気するやろ。それで罪の意識で、帰ってきて家族に優しくするから、うまくいくんや」とズバリ指摘する。確かに野球選手はキャンプや遠征などで、１年の半分しか家にいない。おしどり夫婦として知られる？沙知代夫人（７７）の顔を思い浮かべてか、「何でも離れて適度がいいんや」としみじみ。

　つまり、現役引退後、生活レベルがガクンと落ちるプロ野球選手と結婚するのはやめておけ。万が一、結婚するなら幹部候補生。ただ浮気は覚悟せい−というのが、野村監督から長野アナへの“贈る言葉”か。これを内川と長野アナがしっかりと受け止めるか、いらぬお世話と聞き流すかは別として、なるほどとうなずける話ではある。

　ちなみに、楽天のオススメどころとしては、注目の田中将大投手（２０）がいるが…。野村監督は遠藤アナに「楽天にはいないだろ？　強いて言えばマー君か。姉さん女房はいいぞ、野球選手は。ただマー君はライバルが多い。ナンバーワンでモテモテだもん」。有望株の競争率は、とてつもなく高い。