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航空事故:「車輪を出し忘れた」 4人乗りの小型プロペラ機が胴体着陸--松山空港

 10日午後3時35分ごろ、松山市の松山空港で、茨城県つくば市の会社役員、細田征男さん(67)が操縦する4人乗りの小型プロペラ機(乗員2人)が滑走路に胴体着陸した。同空港事務所によると、2人にけがはなく、燃料流出はなかった。滑走路は同3時40分から同6時半まで閉鎖され、航空各社によると計22便が欠航した。国土交通省運輸安全委員会は航空事故と判断し、11日に調査官を派遣する。

 同事務所によると、小型機はパイパーエアクラフトPA-28R型で、細田さん所有。細田さんは「上空で車輪をいったん出したが、少し早いと思って戻し、その後、出し忘れた」と話しているという。胴体着陸を目撃していた松山市の自営業、形上耕太さん(31)は「着陸の瞬間、大きな音が聞こえ、火花が見えて煙が上がった」と話していた。【柳楽未来、村田拓也、栗田亨】

毎日新聞 2009年10月11日 東京朝刊

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