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岐阜県警が実況見分


防災ヘリ墜落現場付近の実況見分に降り立つ岐阜県警捜査員。左後方に見えるのは事故機のテール部分(14日午前10時過ぎ、本社ヘリから)=立石紀和撮影

 岐阜県防災ヘリコプター「若鮎2」が墜落し、乗員3人が死亡した事故で、県警は14日、事故後初めて捜査員約10人が墜落現場に下りて機体の残骸などの実況見分を行った。

 この日は事故当時、現場で救助活動をしていた高山署員も同行し、墜落状況を説明した。墜落直前に機体から切断されたとみられるワイヤは、救助活動をしていた場所で見つかり、回収された。

 県警は15日以降、若鮎2と同型機の県警ヘリを使って、事故機の進入経路やホバリングをしていた高度や位置などを調べる。

 一方、国土交通省運輸安全委員会の調査官は13日に引き続き、機体が接触した「ロバの耳」といわれる急峻な岩場を上空から重点的に視察した。調査官らは接触したとみられる岩場に約15メートルまで近づいたが、事故の痕跡は確認できなかったという。


2009年9月15日  読売新聞)
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