2009-09-23 I’ll take you as you are.
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動いた。 キモッ!
画像は、映画「サマーウォーズ」公式サイト(http://s-wars.jp/index.html)にて配布されているものを使用しました。 再利用・再配布はご遠慮ください。
[サマーウォーズ] サマーウォーズ聖地巡礼に行ってきました!! かかったお金も報告するよ!
ただいまです。
シルバーウィークを利用して、昨日今日と一泊二日で、サマーウォーズ聖地巡礼(舞台訪問)に行ってきました。
ところで、聖地巡礼って興味あるけど、それっていくらかかるのか興味ある方も多いでしょうね。 せっかくなので、メモがてら記入しますよ。
<準備したもの>
なるべく軽装にしてガンガン動きたかったので、今回はノートパソコンは無し。
持っていったのは、プラスマッドハウス、デジタルカメラ、手帳、着替え、手提げビニール袋など。
Panasonic DMC-LX1-K LUMIX ブラック
- 出版社/メーカー: パナソニック
- 発売日: 2005/08/26
- メディア: エレクトロニクス
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今回使ったカメラは、PanasonicのDMC-LX1。 普通のデジカメです。 旅行先でバシバシ写真を撮れるように、ケースなどには入れず、わりとラフに使っている私の戦友のひとつです。 おかげで、結構擦り傷なども入っていますが、それも名誉の傷と思っています。
ビニール袋ですが、ある程度大きめの手提げビニール袋があると、パンフレットや買ったおみやげなんかをそれ一つにボンボン放り込めるんで楽ですね。
とくに聖地巡礼の際は、ガンガン写真を撮りまくるので、なるべく手は空けておきたい。 私は普段はあまりリュックは使わないのと、今回は一泊二日なので軽装ですむこともあり、普段使っている肩掛けのバッグひとつで行きました。(ジッパーにより、サイズを大きくできるタイプ)
プラスマッドハウスは、「サマーウォーズ」関連書籍の中でも、オススメですね。 製作関係で突っ込んだ情報を得るのに必須。 これにより、第3次ロケハンの際に細田監督やスタッフの方々が宿泊されたホテルが、自分が今回宿泊する上田第一ホテルであることが判明。 ほんと持って行って良かったですよ。
- 出版社/メーカー: キネマ旬報社
- 発売日: 2009/08/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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<支出と行動>
JR荻窪駅で、ツーデイパス(5,000円)、新幹線自由席特急券(2,720円)を購入。 東京駅へ移動。
JR東京駅ホームのお弁当屋さんで、30品目バランス弁当(850円)とおーいお茶ペットボトル(大)(150円)を購入。 原作再現にこだわるなら、ペットボトルは(小)を買うと良いと思います。 原作を再現し、11時44分発のあさまで出発。 後述の理由(ガスタンクの写真撮影)により、進行方向向かって左側の窓側に席をとると、いいかも。
新幹線の中で昼食。 30品目バランス弁当が非常に美味。 これから東京駅で弁当を買うときはこれにしようと思ったほど。 さすが大増。 食後にプラスマッドハウスを読む。
JR上田駅にいよいよ到着というところで、左手の窓からガスタンクを撮影。 詳しくは小説版を。
- 作者: 岩井恭平
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2009/07/25
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JR上田駅到着。 スタンプ台の写真撮影。 おみやげやさんを眺めたり、駅のキオスクでお茶ペットボトル(壮健美茶黒冴147円)を購入しつつ、まずは観光案内所へ。 上田こいこいマップや、その他の観光マップをいただく。(上田こいこいマップは、スタンプ台のところにも置いてあります) スタンプ押して満足。
駅前に出て、バス停やイトーヨーカドーのサマーウォーズ関係の宣伝物を写真撮影。 駅前の真田幸村像を撮影。 自分、戦国物も大好きなだけに、今回の上田訪問は一石二鳥。 おまけに池波正太郎作品も好きなので、一石三鳥。 上田美味しすぎる。
上田電鉄別所線の上田駅へ移動(JR上田駅の階段あがってすぐ)。 ちょうど電車が発車するところだったので、乗車。 まるまどりーむ号ではないですね。 ツーデーパスはこの別所線もカバーしているので、ツーデーパスを改札でお見せするだけでOK。
基本的にワンマンみたいだけど、途中で車掌さんがおひとり乗車。 小さい子供のいらっしゃるご家族のところでハーモニカ演奏。 いいですね。
30分くらいで別所温泉駅到着。 スタンプラリーの北向観音だけなら、駅から大きな道をストレートで一本。 左手にあります。 せっかくだから別所のお寺も回ろう、ということだと結構な量のウォーキングを覚悟。 私は歩きましたよー。
まずは常楽寺へ。 このすぐ近くに信州そばで有名なひさ久(ひさきゅう)さんがあるんですが、営業時間中にいったもののすでに完売でした。 常楽寺は、拝観料100円。 石塔みたり。 石畳のコースを歩いて、今度は安楽寺へ。 国宝の八角三重塔は拝観料300円。 そこからちょっと歩くと北向観音に到着。
北向観音には、上田観光ボランティアのシャッターマンの方がいらして、お願いするとカメラのシャッターを押してくれます(上田城にもいらっしゃいます)。 これは本当にありがたい。 写真撮っていただいて、参拝して、スタンプ押して満足。 ここに愛染桂(あいぜんかつら)があるのですが、こちら、縁結びの霊木なんですよね。 またシャッターマンの方にお願いして、愛染桂前で写真を撮っていただきました。 いつか結婚して、夫婦でまたここを訪れたいものです。
別所温泉には立ち寄り湯が複数あり、入湯料は150円と非常にリーズナブル。 真田幸村の隠し湯だった石湯に行きたかったのですが、ちょうど定休日と重なっていました。 他のお湯に行くことも考えたけど、時間が厳しいことと、湯冷めを警戒して今回はパス。 甘味処かしわやさんで、セット(500円)を頂き、ほっと一息。 甘味と飲み物とそれぞれ選べるけど、私はなすのおやきと、抹茶でお願いしました。 たくさん歩いたので、ありがたかったですね。
北向観音から別所温泉駅までは、道路一本まっすぐ進めばOK。 これまたタイミングよく電車が来たので、それに乗って上田へ。 歩き疲れで、電車の中では半分寝てました。 このときも、まるまどりーむ号ではなかったですね。
次の目的地は、夕食を上田住民に愛されている食堂「日昌亭」で食べることと、上田でんき館で「サマーウォーズ」を観ること。 おおよその場所の見当はつけているのですが、詳しいことはわからない。 幸い、自分が今晩泊まる上田第一ホテルは、両者に近いところにあるんですよね。 なのでまずはホテルへ直行。 カウンターで詳しい場所を聞いて、まずは日昌亭へ。
この日昌亭、明日が丁度定休日だったので、このタイミングを逃すわけにはいかなかったんですよね。 やきそばと小チャーハンセット(1,100円)。 美味い。 大人男性の私が食べても、これで十分な量。 手前がやきそばで、奥が小チャーハン。 やきそばは、長崎などで食べるような、いわゆる固やきそばですね。 チャーハンには、卵などで上の表面が覆われていて、不思議な感じ。 固焼きそばですが、上田の方からお酢とからしで食べると聞いていたので、郷に入っては郷に従えと、思い切ってトライ。 これはなかなか、興味深い味です。 美味い。 なお、ご近所の方もどんどんいらしてたし、持ち帰りで注文をお願いする方も、結構多かったです。
そのあとは、上田でんき館へ。 本来、大人は1,800円だったと思うけど、「上田市民ですか」と聞かれたので「県外です」とお伝えしたら、割引にしてくださって、1,500円で観ることができました。 ありがとうございます。 観たのは、最終の18時開演の回。 こじんまりとしたホールでしたけど、上田で観る「サマーウォーズ」は、一味違いますね。 また泣きました。 微妙にスクリーンの縦が足りていないようで、映像の下の部分が若干欠けていたのが、残念といえば残念な点でした。 いやー、ほんと上田まで観に来て良かったわ。
8時過ぎくらいに上映終了。 お腹も減ってきました。 駅前まで出て、イトーヨーカドーへ。 閉店は9時なんですが、8時過ぎは見切り品が出る時間なんですよね。 数々の種類のおやきや、くるみ大福、あんず大福などを見切りでゲット。 あとは夕食として、すしも50%オフで入手して大満足。 あとはお茶ペットボトルを購入したり。 しめて1,819円。 買いすぎたww
上田第一ホテルに戻ってチェックイン。 大通りからちょっと入るので、場所は事前に地図で調べておくと良い。 出発前にネット(じゃらん)で予約していたので、お得なネット料金で。 ネットだと、当日17時までに予約すれば大丈夫。 朝食(800円)をつけるかどうか迷ったけど、他に朝食食べる場所があるかわからなかったし、朝食つけると値段が5,000円を超えて、じゃらんのキャンペーンに申し込めるので、結局朝食付きにしてました。 和食で。 あとでわかるけど、これが大正解。 前払いで5,300円(素泊まり4,500円+朝食800円)でした。 禁煙ルームです。
入浴して、着替えて、食事して、思いっきり眠って。 凄かったですよー。 電気つけたまま(といっても、ホテルですので薄明かりといった感じですが)、デジカメで撮った写真を確認し終えたところで討ち死に。 夜中に目が覚めたけど、デジカメ片手に握ったまま眠ってるの、自分。 後は、ベッドが結構大きくて快適なんだけど、自分寝相でぐるんぐるん動いて、途中で起きたら上下逆になってるの。 しかも枕もったまま移動してたみたいで、最初の時と、枕の位置や自分の頭の位置が全く逆になってる。 凄いわー。
朝はゆっくり8時過ぎに起床。 さっそく外の天気を確認すると、曇りでかなりガスがかかっている感じ。 曇りだと、いろいろ回る分には楽でいいけど、今日予定していた砥石城に行って、跡地から上田市街を眺めるのは、ちょっと辛いかな。 からだの調子を確認すると、良く眠ったおかげで快適なものの、疲労が残っていることを感じる。 明日からの仕事のことを考えると、あまり無理はできない。
というわけで、ここは柔軟に砥石城へは今回いかないことに決定。 何でも一度にやろうとすると無理がでるし、それでは旅行を楽しむというよりも作業になってしまう。 そうはしたくない。 よって見送り。 自分は「サマーウォーズ」の聖地巡礼も大切だけど、そこで描かれている上田の素晴らしさをじっくり楽しむために、ここにいるわけで。
そうと決まったところで、1階の写楽でゆっくり朝食。 これがうまかった。 大正解。 ひとつひとつが丁寧に作られていて、よく味が染みていて、いい感じ。 朝食後は、ロビーに行って、コーヒーの無料サービスをいただく。 部屋にもっていきたかったので、フタをつけて。 あとは、チェックアウトの10時までひたすらのんびり。 コーヒー飲んだり、大福を食べたり、大量にもらった観光パンフレットをチェックしたり、今日の観光計画を立てたり。
地図は、やはり上田こいこいマップが最も秀逸と判断。 また信州そばは上田に来たからには食べたかったので、予定通り茜亭本店に行くことでほぼ本決まり。 なので、こいこいマップと、信州そばマップ(両方とも駅の観光案内所や観光館で入手可能)は、すぐに出せるように両方ともポケットへ。 10時ぎりぎりでチェックアウト。 上田第一ホテルのフロントの方は、じゃらんのユーザーの方のレポートでも大量に書かれていたけど、本当に感じがいい方ですね。 また上田に行くときは、ぜひ使わせていただこうと思います。 スタンプカードもいただきました。 1泊でスタンプ1個。 スタンプ5つ到達時に500円キャッシュバック。 10個到達時に1,000円キャッシュバック。 15個到達時に無料宿泊券か3,000円キャッシュバックの特典が。 凄いなぁ。 もう決定だね。
私自身が実際に泊まって非常に満足いく内容であることを確認済みであること、さらに、サマーウォーズ第三次ロケハンの際の宿泊ホテルであったことも踏まえ、当ブログは上田第一ホテルさんを、サマーウォーズ聖地巡礼の際のオススメホテルとしてここに推奨します!!
上田第一ホテルさん、ありがとうございました。
チェックアウト後は、まずは池波正太郎真田太平記館へ。 上田市民博物館などへの入場券もセットになったお得な共通券(500円)を購入。 自分、池波先生の「鬼平犯科帳」や、「大人の作法」が好きなんですよね。 先生の万年筆や書斎のパネルなども展示されており、心躍りましたね。
シアターもあるのですが、ここで真田太平記のダイジェスト版のクライマックスを観ました。 関ヶ原〜大阪の陣の、豊臣方と徳川方に分かれて戦わなければならなかった真田父子、なかでも真田の家を守るために父昌幸、弟幸村と別れ、徳川方についた真田信幸(のち信之)の心中に思いをはせたとき、涙が。 日の本一の兵(つわもの)として名を轟かせた幸村と対照的に、信之は一見すると地味ですが、私はこの信之が非常に気になる人物なんですよね。 あえて一個人としての武名を捨て、家名の存続、領民や家臣の安定を求めなければならなかった男の決断と生き様。
ミュージアムショップには、大量の池波正太郎作品と、上田関係のお土産物がたくさん。 私はここで、池波正太郎「大人の作法」(460円)、CD-ROM「真田三代」(1,000円)、週刊上田新聞社「真田三代と信州上田」(840円)、ミニふろしき(真田家家紋をデザインしたもの。630円)×2、上田つむぎ名刺入れ(藤本つむぎ工房2,520円)、上田つむぎ小銭入れ(藤本つむぎ工房1,890円)を購入。 合計7,970円。 ずいぶん使いました。 ただ、上田に行くので、上田つむぎの何か良いものがあれば購入したいと思っていたので、ここで気に入った名刺入れや小銭入れが購入できたのは良かった。 色合いやデザインが気に入ったんですよね。 店員さんとは、JRのツーデイパスのことなど、いろいろとお話をしました。 楽しかったですね。
- 作者: 池波正太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1984/11
- メディア: 文庫
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そのあとは、ドコモショップへ。 パネルの展示がしてありました。 吉祥寺パルコのサマーウォーズ限定ショップを思い出しますね。
次は岡崎酒造さんへ。 ここ、柳町通りは、江戸時代の面影を残す、味わい深い通り。 じっくり味わいたいです。 ちなみにスタンプは、お店の入って左側の方にあります。 右側の方は、お酒を販売してます。
次は、上田中央消防署を遠くから撮影。
そしていよいよ、上田市観光会館へ。 バシバシ写真撮影。 職員の方がお一人いらっしゃるので、記帳ノートをお願いしました。 もう記帳ノートはすぐに渡せるようになっていて、一代目ノート(表紙は細田監督)と二代目ノート(表紙は無地)とボールペンを渡して下さいました。
さっそく二代目ノートに記帳したり、一代目ノートを読んだり。 そうこうしているうちに、サマーウォーズ聖地巡礼と思われるグループの方がいらしたので、話しかけてみるとやっぱりそう。 何でも今日、日帰りで東京からいらしたとのことで、午前中は別所温泉の北向観音に行き、昼過ぎの今、観光会館に来たとのこと。 ノートやペンは彼らにお渡しし、職員の方にも、ノートとペンを彼らにお渡ししたことをお伝えして、お別れ。 サマーウォーズ聖地巡礼の方、このシルバーウィークは多かったんでしょうね。 なお、1階にはおみやげをたくさん販売してあります。
1階に真田幸村のイラストの旗があったんですが、妙に上手いなぁと思ったら、久織ちまきさんじゃないですか。 誰だ絵師をチョイスしたの。 わかってるじゃないか! 素晴らしい。
自分、ちまきさんの絵、好きなんですよね。 SEEDやSEED DESTINYに若干抵抗がある方も、ちまきさんの描かれたコミックを読むと、結構印象変わるんじゃないかなぁ、と思います。
この時点で昼過ぎだったんだけど、アドレナリン全開だったんで、すっかり食事のこと忘れてました。 そのまま上田城へ。 写真撮りまくり。 ボランティアのシャッターマンの方にも写真撮って頂いて、本当に感謝。 そのまま正面に進み、真田神社へ。 参拝。
絵馬はサマーウォーズと戦国BASARAでいい感じになっておりました。 自重する気ないところが、いっそ清々しく素晴らしい。
神社を参拝する際には、御朱印をご朱印帳にお願いしたりするわけですが、私はこの真田神社からご朱印帳を始めることを決めていました。 ですので、ご朱印帳(1,300円)をお願いしました。 ありがたいことです。 また、お守り(守護符500円)とおみくじ(100円)もお願いしました。 ただ、他のお守りも非常に気になり、欲しくなったんですよね。 それでお守りは複数買わせていただくことはできるのか、それともお守りというものはひとつだけでないといけないものなのかをお聞きしました。 すると、複数持ってかまわないとのご返事だったので、開運のお守り(500円)と合格祈願のお守り(500円)もお願いしました。 合格祈願は、強力だと思いますよ。 落ちないってことですからね。 第一次上田合戦、第二次上田合戦を生き抜いた真田氏と上田城ですから。 で、おみくじは吉。
その後、奥にある真田井戸を観て、やぐらからの眺めを観て、入口に戻り。 やぐら(有料)に行きましたが、先に池波正太郎真田太平記館で共通券を購入いるので、ここは無料。
なお、この時に気付いたのですが、日本の100名城公式ガイドブックが、発売されているんですよね。 で、このガイドブックに上田城のスタンプ押しますよ、という案内が。 しまった、そういえばそんなものがあるというニュース見たわ!と焦り。 受付の方に聞いたら、このやぐらでは売っていないとのこと。 観光会館の1階にあるかもしれないが、なければ本屋で探すしかないらしい。 ふむ。
日本100名城公式ガイドブック―日本の文化遺産「城」を見に行こう (歴史群像シリーズ)
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2007/05
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で、次はすぐ近くの山形鼎(かなえ)美術館へ。 この山形鼎とは人名(画家)です。 うっかり山形県とか読まないようにしないと。 こちらも共通券で無料。 やはり美術館はいいものですな。 個人的に国立西洋美術館(上野)が好きで、ぽちぽち通っています。 上野は、タイミングが合えば、東京都美術館とハシゴすることができるので、なかなか楽しいですよ。(東京都美術館は、常設展を持たない美術館です)
次はその隣の上田市立博物館へ。 こちらも共通券で無料。 ここでとても素晴らしかったのは、郷土の偉人である山極勝三郎博士の記念展示コーナーがあったこと。 恥ずかしながら、私は山極博士のことは存じ上げていなかったのですが、こういう方が我が国にいらしたことを知ったのは、今回、上田に来て得た大きな収穫の一つです。
「幻のノーベル賞」の山極勝三郎博士は、人口癌の発生に成功したものの、別の方が山極博士よりも先に成功したということで、その方がノーベル賞を受賞。 しかし後の調べで、実はその方が成功したのは人口癌ではなかったことが判明。 これが故に「幻のノーベル賞」と呼ばれているそうです。 早速、上田市立博物館「山極勝三郎博士の生涯と業績」(800円)を購入させていただきました。 ありがたい。
- 作者: 小高健
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ここで上田市観光会館に戻り、先の公式ガイドブックがないかお聞きするも、現在売り切れで、しかも最近入荷がないとのご返事。 ふむふむ。 となるとあとは本屋か。
移動して、今度は上田市役所を写真撮影。 近すぎるといい写真が撮れないので、車道を挟んで撮ると良いかと。
次は、上田高校(藩主邸宅跡)を撮影。
で、メインの大通りに出て本屋に入るも、無し。 うん、これは今回はあきらめよう。 次回上田に来た際に、考えれば良い。
最後に、幻灯舎さん(入場無料)で展示しているパネルを見せていただく。 これにて、一通り終了。
ここで、そういえば昼食を食べていないことに気がつく。 時間は2時前。 信州そばの茜亭本店さんに電話して、お昼の営業時間をお聞きする。 2時30分までとのことで、今から向かいますとご連絡。
茜亭さんは、上田駅から徒歩で行くと非常に通いので、しなの鉄道(上り)を使って一駅の、信濃国分寺駅まで行くことにする。(180円) 非常にタイミングがいいことに、数分後に発車。 今回、私はかなりのリアルラックを発動していて、駅につくとほとんど待つことなく電車に乗れてます。 凄いな。
信濃国分寺駅は、無人駅。 駅を降りて左手、道路沿いにひたすら直進。 途中、右手に国分寺が見れます。 結構歩くかな。 時間前に入店し、くるみそば大盛りを注文。 レシートは出ないのですが、くるみそば900円+大盛り270円だったはず。 大盛りは、ざるが二枚重なって出てくるので、結構しっかり食べられます。 甘いくるみ味噌を、そばつゆに溶かして食べるんですが、面白い体験です。 そばはいいねぇ。
自分は最後のあたりでちょっとつゆが足りなくなったかな。 お店の方にお願いすれば良かったんだけど、もう二時半になるところだったので何だか申し訳なく、結局言い出せないまま食べてしまった。 今度食べるときは、時間に余裕を持って行きたいところです。
またてくてく歩いて、信濃国分寺駅へ。 丁度数分前に出たところで、25分待ち。 まぁここは、ゆっくり待ちますよ。 やり残したことがないかチェックしたり、会社のお土産は何にしようか考えたり、ただひたすらぼーっとしたりして、いい休憩になりました。 何気に旅行って、結構歩きますよね。 荷物持ってガンガンと。 まぁ、荷物は駅のロッカーとか利用すればいいんだけど、普段そんなに歩いたりしていないところにこの二日間、よく歩いたものです。 旅行はいいなぁ。
しなの鉄道で上田駅まで移動し、今度は別所上田線の上田駅へ。 ここでは、まるまどりーむ号や、昔の車両の写真を販売してるんですよね。 一枚100円で。 ですので、今回乗れなかったまるまどりーむ号の写真を2種類と、その昔、鉄道模型で見た、見覚えのある懐かしい車両の写真を1種類を購入しました。 私は鉄道模型は、現物には手を出していませんが、カトーのカタログとかは眺めていたものです。 キロポストとかも、読んだなぁ。 プラモの関係で、戦車関係も昔チェックしてるし、鉄、軍事と、意外に自分、いろんなところかじってたんだな…。 どちらも、ほんのさわりの程度だけど。
これで、気分はいよいよお帰りモードへ。
駅のお土産物屋さんで、ぱっと眼についたお菓子を購入。 生キャラメルケーキとのことなんだけど、18個入りで580円というコストパフォーマンスの高さを評価。 お金は大切に使いますよ。
JR窓口で帰りの新幹線の自由席特急券を購入。(2,720円) 10分しないで発車なので、すぐにホームへ。
15時40分発のあさまだったんだけど、もう自由席は98%くらい埋まっていて、上田で並んでいた人のうち、一番先頭の人が座れたくらい。 あとは全部立ち。 結局、大宮までの1時間ほど、ずっと立ちっぱなしでした。 ひたすらエンドレスに泣きわめく小さなお子さんもいて、なかなか壮絶でしたね。 流石に途中でお母さんがその子を連れて、電車の接続部分に移動されたので静かになりましたが、途中でまた戻ってきて、東京までエンドレス泣きわめき。 かなり疲れた。
東京ついて、そのまま荻窪まで来て、今回の旅は無事に終了。
帰ってきてすぐに洗濯機を回して、パソコン立ち上げてメールチェック、ブログチェック。
すでに「サマーウォーズ」聖地巡礼をされており、今回私の聖地巡礼でも参考にさせていただいた「木下クラブlog」のぴよ様よりコメントを頂いており、大変恐縮する。 すぐにコメント。 本当にありがとうございます。
終わってみるとあっという間のシルバーウィークでしたが、サマーウォーズ聖地巡礼(上田)を入れたことで、非常に実りの多いものとなりました。 明日、明後日とお休みが取れる方は、まだまだシルバーウィークは続きますね。 そうでない方も、木・金と出勤すれば、土日は休める方は多いでしょう。(休日出勤がないことを祈ります)
最後になりますが、改めて。
上田でんき館での映画「サマーウォーズ」の上映は、9月30日(水)までです。
思い出のひとつに、上田でんき館での「サマーウォーズ」鑑賞はいかがですか。
何事も、思い立ったが吉日。 聖地巡礼はこれからもできるかも知れないけど、上田でんき館での「サマーウォーズ」鑑賞を聖地巡礼にくっつけることができるのは、あと一週間だけです。
平日、お仕事をされている方は、この土日が最後のチャンスかも知れませんね。
何にせよ、上田は本当に素敵なところです。
これから「サマーウォーズ」聖地巡礼に行かれる方が、素晴らしい体験をされることをこころからお祈りしています。 もし質問があれば、気軽にコメントでお書き下さい。 わかる範囲で、お答えいたします。
それでは!!
<関連リンク>
聖地巡礼特集(天狼星様) 聖地巡礼(舞台探訪)特集 - 徒然なるままに、日暮らし、パソに向かひて、心にうつりゆく由なきネタを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ(何)・別館
さざなみ壊変さん(かずぴー様) http://sazanami.net/20090809-summerwars-ueda/
木下クラブlog(ぴよ様) 木下クラブlog:個別記事
今回の私の聖地巡礼において、先輩諸兄のレポートには大変お世話になりました。 本当にありがとうございました!!
■電車
ツーデイパス JR東日本:おトクなきっぷ
5,000円。 東京から上田までの電車代だけでなく、上田・別所温泉間(別所線)もカバー。 別所線は通常料金だと片道570円です。 2日間範囲内の電車乗り放題。 ただし、9月26日出発分で販売は終了です。 新幹線に乗るなら、自由席特急券(片道2,720円)を別途購入すること。
■宿泊先
細田監督やスタッフの方々が第三次ロケハンの際に宿泊されたホテル。 実際泊まりましたが、リーズナブルなお値段なのに、とても快適でした。 当ブログの「サマーウォーズ」聖地巡礼オススメホテルです。
■映画館
上田でんき館 上田市の映画館 上田でんき館・映劇
9月30日(水)が最後の上映日です。 聖地巡礼の際は、夜は時間が余ることが多いので、そこに映画鑑賞をぶち込むと、いい感じに時間を使えると思います。 夜は写真が撮れないし、施設も閉まっていますからね。 そうすると、18時からの回がオススメ。
■オススメ本
プラスマッドハウス3 PLUS MADHOUSE 3 細田 守
製作に関する濃い情報がたくさん載っています。 作品世界そのものを「公式ガイドブック」で楽しんだら、一歩踏み込んで、その作品がどのように作られたかを知ると、作品鑑賞がもっと楽しくなりますよ。
■お城好きなら持っていくと良いもの
日本100名城公式ガイドブック 日本100名城公式ガイドブック―日本の文化遺産「城」を見に行こう (歴史群像シリーズ)
お城のスタンプラリー本。 上田城でスタンプを押してもらえます。 amazonでは入荷待ちですが、紀伊國屋書店新宿南口店で、在庫9冊確認してます。
■オフィシャルサイト
上田観光コンベンション協会 サマーウォーズの里「信州上田」
サマーウォーズ公式サイト 映画「サマーウォーズ」公式サイト
上田市観光会館の方には、お世話になりました。 ありがとうございました。
上田市観光会館には、無料の冷たいお茶サービスがあり、助かりました。(ポットに入ってます。紙コップを使います。使った紙コップは、使用済みコップを置くトレーがあるのでそこに置きます) 上田城のすぐ近くです。
家に18時前に帰ってきて、ブログ更新に夢中になって、気がついたら午前3時30分。 夜更かししちゃったけど、楽しかったよ!
[応援] 映画「サマーウォーズ」との出会いに、心から感謝を
ここで頑張らないで、いつ頑張るんだい?諦めなさんな。諦めないことが肝心だよ。あんたならできる!できるって!
人生で、「サマーウォーズ」という素晴らしい作品と出会えたことに、心から感謝しています。
画像は、映画「サマーウォーズ」公式サイト(http://s-wars.jp/index.html)にて配布されているものを使用しました。 再利用・再配布はご遠慮ください。