2009年10月10日 19時2分更新
子どもから大人までが参加していざと言うとき自分を護るための技を身に付けてもらおうという護身術の体験講座が、津山市で開かれました。
この講座は、津山市で街頭でのパトロール活動を続けている津山防犯警備隊が行ったものです。
津山市立図書館で行われた講座には小学生から大人まで、およそ50人が参加して、少林寺拳法や空手などの有段者の防犯警備隊のメンバーから手ほどきを受けました。
参加者は不審者から腕をつかまれたり、手や髪の毛を持たれた場合には自分の手首を返して振りほどくよう指導を受けました。
また、相手の顔面や体にひざ蹴りやひじ打ちをしてひるんだすきに逃げる方法などを教えてもらい、参加した子どもたちやお母さんたちは、実際に体を動かして護身術を試していました。
参加者は「いざとなったら身を護れるかどうか分からないけど、今日習ったことは、覚えて帰りたいです」などとはなしていました。
講師を務めた防犯警備隊の須原正二代表は「短い時間で技術を身に付けるのはなかなか難しいことですが、何かあっても平常心で対処できるように体で覚えて欲しい」と話していました。