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経済的事情で在留資格失った中国人母子、定住認められる(2/2ページ)

2009年10月10日

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写真新しいビザが張られたパスポートを手にするトゥ輝さん、唐一丹さん、唐揚東さん(左から)=奈良県生駒市、下司写す

 山本事務局長は「3人とも長年、地域社会に密着して生活し、友人も大勢いる。嘆願書などが有利に判断されたのではないか」という。揚東さんが通う明星高校の馬込新吉校長は「日中の懸け橋になる夢に向かってまじめに取り組む生徒。許可が下り、本当に喜んでいる」と話した。

 トゥさんは「みんなが心配してくれた。本当に感謝している」と話す。揚東さんは「将来は中国語、英語を頑張って学んで通訳になりたい」、一丹さんは「日本には友達がたくさんいる。日本にいられてよかった」と喜んでいる。(下司佳代子)

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