世界最速380km/hで運行か…北京−上海高速鉄道
10月9日16時18分配信 サーチナ
人民日報によると、中国が建設中の京滬高速鉄路(北京−上海高速鉄道)で、鉄道関係者がこのほど、最高時速は380キロメートルになるだろうと述べた。
中国では2008年、北京と天津を結ぶ新路線の京津城際鉄道で、CRH3型電車を使ったの高速試験走行を行い、時速394.3キロメートルを実現。その後、最高時速350キロメートルでの営業運転を始めた。
北京−上海高速鉄道は全長1368キロメートルで、2012年までの開業を目指している。これまで、「設計上の最高時速は350キロメートル」とされていた。
人民日報は「中国の高速鉄道の発達は、世界を納得させた」、「日本は新幹線の時速360キロメートル営業運転で、中国の京津城際鉄道を10キロメートル抜く予定。しかし、中国の専門家は(最高速度で)北京−上海高速鉄道の先進的立場は揺るがない」などと、愛国心と競争意識を鼓舞する論旨を展開した。
CRH3型電車が独ジーメンスの技術を導入たことなども紹介したが、「従来は最高時速350キロメートルだったが、(中国は)自主開発で30キロメートル分を追加した」、「国産車両が記録達成」と国産技術を強調して報じた。
**********
◆解説◆
日本はJR東海が1996年、試験用車両の966型(愛称は300X)が、米原−京都間で時速443キロメートルを達成。仏TVGは2007年、試験車両がパリ−ストラスブール間で時速574.8キロメートルを達成した。(編集担当:如月隼人)
【関連記事・情報】
・ 高速鉄道“火の車”に? 北京−上海コスト割れ運賃想定 (2009/07/30)
・ 北京市にリニアモーター線を建設…都市交通の一助に (2009/07/16)
・ 「新幹線の寝台車」北京−上海(3)充実の食堂車も自慢 (2008/12/22)
・ 内需拡大で鉄道建設を大幅追加、65兆円規模4万キロ (2008/12/22)
・ 【和諧号】〜中国の高速列車、外国技術に「自主技術」をプラス・アルファ (2007/04/20)
中国では2008年、北京と天津を結ぶ新路線の京津城際鉄道で、CRH3型電車を使ったの高速試験走行を行い、時速394.3キロメートルを実現。その後、最高時速350キロメートルでの営業運転を始めた。
北京−上海高速鉄道は全長1368キロメートルで、2012年までの開業を目指している。これまで、「設計上の最高時速は350キロメートル」とされていた。
人民日報は「中国の高速鉄道の発達は、世界を納得させた」、「日本は新幹線の時速360キロメートル営業運転で、中国の京津城際鉄道を10キロメートル抜く予定。しかし、中国の専門家は(最高速度で)北京−上海高速鉄道の先進的立場は揺るがない」などと、愛国心と競争意識を鼓舞する論旨を展開した。
CRH3型電車が独ジーメンスの技術を導入たことなども紹介したが、「従来は最高時速350キロメートルだったが、(中国は)自主開発で30キロメートル分を追加した」、「国産車両が記録達成」と国産技術を強調して報じた。
**********
◆解説◆
日本はJR東海が1996年、試験用車両の966型(愛称は300X)が、米原−京都間で時速443キロメートルを達成。仏TVGは2007年、試験車両がパリ−ストラスブール間で時速574.8キロメートルを達成した。(編集担当:如月隼人)
【関連記事・情報】
・ 高速鉄道“火の車”に? 北京−上海コスト割れ運賃想定 (2009/07/30)
・ 北京市にリニアモーター線を建設…都市交通の一助に (2009/07/16)
・ 「新幹線の寝台車」北京−上海(3)充実の食堂車も自慢 (2008/12/22)
・ 内需拡大で鉄道建設を大幅追加、65兆円規模4万キロ (2008/12/22)
・ 【和諧号】〜中国の高速列車、外国技術に「自主技術」をプラス・アルファ (2007/04/20)
最終更新:10月9日16時18分
ソーシャルブックマークへ投稿 0件
関連トピックス
主なニュースサイトで 世界の鉄道 の記事を読む
この記事を読んでいる人はこんな記事も読んでいます
- ノーベル賞―中国系は歴代9人、うち物理学賞が6人[photo](Record China) 7日(水)17時4分
- 【中国ブログ】いつ、日本を超せる……3年? 5年? 遠い将来?(サーチナ) 9日(金)20時58分
- 「東アジア共同体」構想は、世界最強となる日中同盟への第一歩!?国際社会は驚愕―英紙[photo](Record China) 7日(水)12時57分