| 2003-05-09 |
| 北朝鮮に対する経済制裁を考える |
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 対北朝鮮、輸出規制の対象拡大 政府は９日、北朝鮮の核保有宣言に対して外交的圧力を高める ため、輸出規制や麻薬取引規制、偽造紙幣の監視体制などについ て、現行法の適用を厳格化することで強化する方針を固めた。 北朝鮮を資金面で封じ込めるため、関係各国による国際協調体 制の構築を検討している米政府の要請を受けた措置。２３日の日 米首脳会談で、小泉首相がブッシュ大統領に説明する予定だ。(読 売新聞) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 上記は当たり前。特に米国からの要請を受けてからどれだけ時間 が経っているのかを考えれば、全くもって今更というほかない。 私なりに整理すると、以下の制裁策は今すぐにでも実施すべきと 考える。 �…�鮮銀行からの総連への不正融資の解明と資金回収 その結果旧朝銀は破綻。そして、日本政府の朝鮮銀行への1兆3600 億円の公的資金援助が実施され、私達の血税が投入された。 �∨�景峰号の寄港禁止・すべての北朝鮮船籍船の寄航禁止 北朝鮮労働党の、姜柱日氏が万景峰号で日本に来て、総連中央の 最高幹部に何億円出せと指令が出る。その際朝鮮銀行が大きな窓 口となり、朝銀側に拒否権は無く、出せなければ理事長は、人事 権を握っている総連中央によりクビにされる。そして、税関の目 をごまかして、というよりか、税関は見て見ぬ振りをして、円を 持ち出す。これは、明らかに「外為法違反」である。 �３ぞ綏挌�体制の確立 北朝鮮は中国等、大陸を経由した麻薬密輸と同様に、日本海を利 用した麻薬・覚醒剤の密輸を国家ぐるみで行っているという疑惑 がある。あの銃撃戦は記憶に新しい。 ※麻薬や偽造紙幣については、港湾施設などでの貨物検査体制や パトロールを強化し、水際での摘発を積極的に進める一方、日本 の暴力団の取り締まり、北朝鮮関連企業や関連団体への情報収集 を強化する方針だ。(読売新聞) ※米政府は、北朝鮮の麻薬と日本の暴力団の関係や、日本から北 朝鮮への送金について懸念を示しており、日本政府に対応を要請 していた。（読売新聞） �に念廚竜�制 日本は、松茸、ワラ、男性用スーツ、明太子等の輸入をしてい る。これらをすべて規制してみては、、、。 ※輸出規制について政府は４月、外国為替及び外国貿易法に基づ く輸出の許可申請制度を強化したが、今後、警察庁や経済産業 省、外務省など関連省庁が連携し、同制度をさらに厳格適用して 北朝鮮の封じ込めを図る。強化の具体策としては、チタン合金や 質量分析計、数値制御工作機械など、核兵器やミサイル、生物化 学兵器に転用される恐れのある貨物３０品目を明示。これらが北 朝鮮に渡らないように輸出貿易管理令に基づく「外国ユーザーリ スト」を改正し、規制対象リストの北朝鮮企業の数を３から１７ に拡大した。従来はあいまいだった例外規定の運用についても、 規制対象企業に対しては適用できないように改定した。(読売新 聞)・・・必ずやれよっ。 �ジ涓嫋鬚里汗席犬亡悗垢訖秦蟆鯡世箸修稜兒� ※以下ご参照。 以下、旧サイトから朝銀に関する記述の抜粋(2001.12.10付・長尾 敬・著)。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 朝銀に関しては、1997年５月に大阪朝銀が破綻し、翌年５月に朝 銀近畿として再スタート。この時預金保険機構から３１０１億円 が投入された。この事後処理を巡って、当時自由党小池百合子衆 議院議員が１９９９年７月６日大蔵委員会で追求を行った。(国会 検索で発言者・小池百合子、大蔵委員会、1999.7.6で検索可能) 小池女史のストレートな質問にのらりくらりの官僚達。呆れて物 も言えない。小池女史の地元はもともと在日挑戦人の多い地区。 対日感情の変化かもしれないが、地元では「同朋の私たちがいる のに上空をテポドンが通過した」ことによる、朝鮮総連への疑問 符が打たれているようだ。概ね小池女史に好意的な見方が多かっ たようだ。 ご存知のとおり、朝銀は朝鮮総連への資金ルートとして使われて いる。その額は年間６００億とも言われている。架空口座、架空 名義を作り捲くり、その辺は今日新聞紙上に記されてあるとおり であるから割愛する。問題は資金投入の際そういった事実がわか らなかったのかということだ。分からなかった筈はない。知らぬ 振りをしているのだ。朝銀は大阪府の管轄ゆえ知らぬところの一 点張り。知らぬところへ３１０１億円も投入するのだから空いた 口がふさがらない。因みに足利銀行ルートについても小池女史は 言及している。 当時、朝銀大阪の幹部だった人物の「私たちは預金をずっと金正 日に流していたから、朝銀大阪が破綻した時には当然逮捕される ことを覚悟していた。逮捕されたら全てを話すつもりだったけれ ども、結局誰も調査に来なかった。来なかったどころか、来たの は預金保険機構からの３１０１億円余りの贈与、プレゼントだっ た。もちろん私も逮捕を免れた」という証言が巷間広く取り沙汰 されていた。 何故大阪朝銀が潰れたのか？バブルが原因だったのか？いいや、 違う。朝鮮総連への献上金が原因で潰れたのである。上記の証言 が真実なら、実質的な調査、審査がほとんど行われないままに、 ３０００億円以上の資金投入、日本国民のお金がつぎ込まれ、そ して、４年後の昨今の事件である。 「学習組」の存在、万景峰９２の就航。すべて、これら問題の複 線にある。万景峰とは、朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮）の元 山（ウォンサン）港と新潟港を往復する不定期の北朝鮮貨客船。 在日朝鮮人の帰国事業のため、１９７１年から就航。故金日成主 席の生家近くの山の名前から命名され、９２年からは、２代目の 「万景峰（マンギョンボン）’９２」号（９６７２トン）が就航 している。現在は、「祖国訪問事業」の一環として、親族訪問者 や修学旅行生などを乗せ、両港間を中心に日朝間を年間約３０往 復している。食糧難が伝えられる北朝鮮への援助物資の運搬にも 利用されている。しかし、これは表向きで、新潟税関の超〜っ、 好い加減なチェックのお陰で、鞄の中には札束がギッシリ。ハイ テク基盤がごっそり朝鮮へ持ち出されている。 そして、さらに国税庁と朝鮮人商工会とのいわゆる五カ条の御誓 文なる密約の存在。それが明るみになった際、商工連の梁守政氏 (遊戯店経営)は、絶対に既得権は守ると言って高らかに宣言して いる。「彼らにとっての既得権とは一体何なのでしょうか、国税 庁、お答えください」と小池女史がつつく。 “五箇条の御誓文”これは、２３年前に当時の社会党衆議院議員 が仲介をし、国税庁と総聯の傘下団体、在日朝鮮人商工連合会 （朝鮮商工連）の間で取り交わされたとされる五項目の合意のこ とである。 その5項目とは以下の通りである。(北朝鮮「送金疑惑・」野村旗 守著。東洋経済新報社より) １．朝鮮商工人のすべての税金問題は、朝鮮商工会と協議して解 決する。 ２．定期、定額の商工団体の会費は損金（必要経費）として認め る。 ３．学校運営の負担金に対しては前向きに解決する。 ４．経済活動のための第三国旅行の費用は損金として認める。 ５．裁判中の諸案件は協議して解決する。 これが、彼らの「既得権」である。つまり、税務調査は個人で行 わず、商工会を窓口に行うわけである。商工会の印鑑さえあれば 何でも通し、OK。もう、無茶苦茶である。 この一連の問題は、日本人にとって危機である。つまり、送金ル ートを断たなければ、ミサイル開発は続けられてしまう。そし て、彼らにとって同胞である在日朝鮮戦人の人たちの心をも踏み にじっている。この事実を知らずにノンベンダラリと朝銀破綻問 題を傍観していでいいのだろうか？そして、もう一度言う。日本 はこんな朝銀を救ってしまったのだ、総額１兆円も出して。国民 よっ!!!!もっと怒れ!!!!! −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− しかし、本日(9日)川口外務大臣は経済制裁が適切な措置とは思わ ない旨の発言をしたらしい。いやはやなんともため息の出ること この上なし。 |