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西岡が3度目の防衛、リナレスは無念/ダブル世界戦

イバン・エルナンデスをTKOで下し、観客の声援に応える西岡利晃
イバン・エルナンデスをTKOで下し、観客の声援に応える西岡利晃
Photo By 共同

 ボクシングのダブル世界タイトルマッチは10日、東京・代々木第二体育館で行われ、世界ボクシング評議会(WBC)スーパーバンタム級王者の西岡利晃(帝拳)が挑戦者で同級5位のイバン・エルナンデス(メキシコ)を3回終了TKOで下し、3度目の防衛に成功した。

 試合は互角だったが、3回終了後にエルナンデスがあごを骨折した疑いがあるとして棄権した。西岡の戦績は42戦35勝(22KO)4敗3分け。

 世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦は、チャンピオンのホルヘ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)が、挑戦者で同級6位のフアンカルロス・サルガド(メキシコ)に1回1分13秒でTKO負けし、2度目の防衛に失敗した。サルガドは初の王座獲得。

 リナレスはサルガドの左フックでダウンすると、さらに左右の連打で再びダウンを奪われ、初黒星を喫した。リナレスの戦績は28戦27勝(18KO)1敗。サルガドは23戦22勝(16KO)1分け。日本のジムに所属する男子の世界王者は5人となった。

 ◆西岡 利晃(にしおか・としあき)小学生でボクシングを始め、94年12月プロデビュー。08年9月に5度目の世界挑戦でWBCスーパーバンタム級のタイトル獲得。ことし5月にはメキシコでジョニー・ゴンサレスを3回TKOで下し、日本人王者として24年ぶりの海外防衛に成功した。スピードが武器の左ボクサーファイター。戦績は42戦35勝(22KO)4敗3分け。33歳。兵庫県出身。

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