ボクシングの怖さ凝縮 リナレスわずか73秒で…
1回、フアンカルロス・サルガド(左)の左フックでダウンを奪われたホルヘ・リナレス
Photo By 共同 |
【WBAスーパーフェザー級】信じられないようなシーンを見た。安定感抜群のリナレスが、1回のゴングからわずか73秒後にTKO負けするとは…。そこにボクシングの怖さが凝縮されていた。
デビュー以来27連勝(18KO)。リナレスは既に2階級制覇を果たし、スーパースターの道を歩んでいた。たぐいまれなスピードは本場米国での評価も高く、2年8カ月ぶりの日本でのファイトに胸躍らせ、会場に足を運んだファンは多かったはずだ。
それは一瞬の出来事だった。挑戦者の左フックを浴び、痛烈なダウンを喫した。目はうつろ、足元もおぼつかない。何とか立ち上がったが、闘い続ける余裕はもうなかった。事実上、一打ですべては終わった。
衝撃の敗北に場内は異様な雰囲気に包まれ、「こんなことがあるのか」という空気が流れた。ボクシングは何が起きるか分からない。繰り返された歴史がそれを物語っている。
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