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西岡、相手棄権で3度目の防衛=リナレスは衝撃の1回TKO負け−ボクシング世界戦

10月10日17時17分配信 時事通信

 ボクシングのダブル世界戦は10日、東京・代々木第2体育館で行われ、世界ボクシング評議会(WBC)スーパーバンタム級は、チャンピオンの西岡利晃(帝拳)が同級5位のイバン・エルナンデス(メキシコ)を3回終了TKOで下し、3度目の防衛に成功した。西岡は右ジャブ、左ストレートを中心に組み立て優勢。3回を終えた時点で相手が、あごの骨折の疑いがあるとして棄権を申し出た。戦績は西岡が35勝(22KO)4敗3分け、エルナンデスが25勝(15KO)4敗1分け。
 世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級は、チャンピオンのホルヘ・リナレス(帝拳)=ベネズエラ=が挑戦者で同級6位のフアンカルロス・サルガド(メキシコ)に1回1分13秒TKOで敗れ2度目の防衛に失敗する波乱。立ち上がりにガードの合間を突かれて大きな左フックを側頭部に浴びダウン。さらに立ち上がったところに連打を受け、再び倒されたところでレフェリーが止めた。リナレスはプロ初黒星で戦績は27勝(18KO)1敗。世界初挑戦で王座を奪取したサルガドは22勝(16KO)1分けとなった。
 この結果、日本ジム所属の現役世界王者(暫定含む)は5人になった。 

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最終更新:10月10日18時6分

時事通信

 

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