6日間の戦いもいよいよ大詰め。今日は各種目の決勝5試合が行われ、いずれも決勝戦にふさわしい会場を沸かす好ゲームが展開されました。
まず、男子ダブルスでは第1シードのマルキス・キドー&ヘンドラ・セティアワン(インドネシア)が同国対決となるヨナサン・スリャタマ・ダスキ&リアン・スクマワンと対戦。双方から次々に繰り出されるスピードあふれる妙技に会場は釘付けとなりましたが、最後はマルキス&ヘンドラペアが意地を見せ、僅差ながらも栄冠を手にしました。
また、念願のYOJ初優勝をかけたタウフィック・ヒダヤット(インドネシア)はピーター・ゲートなどを破り勝ち上がってきたバオ・チュンライ(中国)との対戦となりました。優勝を手にしたいタフィーですが、序盤から運動量が上がらない上、ミスが目立ちます。鋭いショットを放ち会場を沸かす場面もありましたが、流れを変えることは叶わずYOJ初優勝とはなりませんでした。
そして、注目の女子ダブルスは前田美順&末綱聡子ペアが日本人選手初優勝をかけて中国ペアに挑みましたが、中国ペアの弾丸のような連続ショットに苦しみ、持ち味の粘り強さを打ち消されて惜敗。残念ながら優勝はなりませんでしたが、会場からは2人の健闘を称える大きな拍手と歓声が沸き起こりました。 |