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李大統領の兄は日本語を勉強中

 李明博(イ・ミョンバク)大統領の実兄、ハンナラ党の李相得(イ・サンドゥク)議員が最近、日本語の勉強に熱心に取り組んでいる。李議員は小学4年生まで日本で育ったため、日本語での意思疎通には特に問題がないように思われがちだ。ところが最近1日に2時間ずつ、1週間に3回、専門の講師から日本語を学んでいるという。

 李議員の事務所の関係者は、「日常生活で使う日本語には何の問題もない。しかし韓日議員連盟の会長に就任したことで、日本の政治家やさまざまな分野の専門家とも議論を重ねなければならなくなった。そのため、より専門的な日本語を使う必要性を感じたようだ。新たに勉強を始めてからすでに4カ月ほど過ぎた」と語った。

 李議員は昨年11月に韓日議員連盟の韓国側会長に就任してから何度も日本を訪問し、在日韓国人の地方参政権問題、鳩山首相の早期来韓などについて、日本の政治家らと議論してきたという。そのような中で李議員は、自らの語彙力を高める必要を感じたようだ。ある側近に対し「日本は世襲政治家が多く、上流階層でしか使われない単語や語彙があるようだ。議員連盟会長としての職務をしっかりと全うするには、そのような日本語にも慣れなければならない」と述べ、集中的に学ぶことを決めたという。

ユン・ジョンホ記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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