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2009年10月9日(金) 19:15 |
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さぬきうどん科で修了式
香川県立丸亀高等技術学校にあるさぬきうどん科で9日、修了式が行われました。 3ヵ月のうどん講習を終えた受講生ですが、中にはさらにうどんの技を極めようと、修行を続ける決意をした人もいます。
香川県立丸亀高等技術学校のさぬきうどん科の修了式。 3ヵ月の講習を終えた15人が修了証書を受け取りました。 今年で7年目を迎えたさぬきうどん科には、過去最多となる37人が応募し定員を5人増やすほどの人気ぶりでした。 受講生は今年7月から3ヵ月間、平日の朝9時から夕方4時まで、うどん一筋に打ち込んできました。 麺の打ち方などうどんの作り方はもちろん、うどん店の経営方法まで学びました。 山梨県に住む市原さんは、うどん科に入学する直前まで設計会社を経営していました。 今年の春、香川県に旅行に訪れた際、うどんのうまさに魅せられ、さぬきうどん科を受講しました。 市原さんは多度津町に家を借り、一人暮らしを続けています。 修了後は、香川県内のうどん店で修行を続けることにしました。 いつの日か地元・山梨でうどん店を開くのが夢です。 修了式の後、生徒はうどん科の講師をつとめた「さぬき麺機」の職員のうどんを味わいました。 修了生15人、さぬきうどんに様々な夢をかけて新たな出発です。 これまでの修了生61人の内、11人がうどん店を開業しています。 さぬきうどん科もますます注目を集めそうです。
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