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 2009年10月9日(金) 19:15
岡山初めての裁判員裁判で判決
岡山県で初めての裁判員裁判が判決です。
9日午後から判決公判が開かれ、岡山地裁は被告に懲役6年6ヵ月の判決を言い渡しました。

岡山初の裁判員裁判で判決を受けたのは、瀬戸内市の田渕義隆被告です。
田渕被告は今年5月、岡山市南区で交際のもつれから20歳の女性の胸を果物ナイフで刺し、殺人未遂などの罪に問われていました。
8日、検察側は懲役8年を求刑し、弁護側は懲役3年の判決を求めており、6人の裁判員は8日と9日、被告の刑の重さなどについて裁判官と話し合う「評議」を行いました。
判決公判で岡山地裁の高山光明裁判長は「犯行の内容は危険かつ悪質で、身勝手な動機に酌量の余地はない」などとして、懲役6年6ヶ月の判決を言い渡しました。
判決言い渡しの間、6人の裁判員はじっと被告を見つめていました。
裁判終了後、6人の裁判員と3人の補充裁判員は会見を開き、9人はほっとした様子で「裁判官や職員が気遣ってくれ、スムーズでやりやすかった」「最初は抵抗があったが、分かりやすく丁寧に対応してもらい、貴重な4日間だった」などと感想を述べました。
一方、岡山地検の岩崎吉明次席検事は「裁判員は相当の重圧があったと思うが、市民感覚を生かして真摯に取り組んでくれた」とコメントし、岡山地裁の高山光明裁判長は「裁判官が気がつかなかった点も指摘された。充実した審理と評議ができた」とコメントを出しています。
4日間の公判では、裁判員から被告に対して質問が出るなど、市民感覚が裁判に取り入れられてきているといった印象を持ちました。
裁判がどのように変わっていくのか、今後の裁判員裁判にも注目されます。

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