天皇陛下御即位20年の奉祝曲を披露することになったEXILE
14人組ダンス&ボーカルユニット「EXILE」が、11月12日に東京・皇居前広場で開催される「天皇陛下御即位二十年をお祝いする国民祭典」で、オリジナルの奉祝曲を御前披露することが8日、分かった。この奉祝曲は、美空ひばりの「川の流れのように」などを手掛けた作詞家・秋元康氏が作詞を担当。13日にリーダーのHIROらが同祭典の発表会見に出席し、詳細を明かす。
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天皇陛下の御即位20年を祝し、EXILEと秋元氏の最強タッグが、奉祝曲を担当することになった。この曲は、11月12日に「天皇陛下御即位二十年をお祝いする国民祭典」で御前披露され、秘密のベールを脱ぐことになる。
関係者によると、天皇・皇后両陛下は会場の皇居前広場から直線距離で150メートル離れた二重橋上でEXILEのパフォーマンスをご覧になる予定。大型モニターも用意され、歌声だけでなく、14人ものメンバーが入り乱れる迫力のダンスにも注目が集まる。
EXILEは、昨年末に第50回日本レコード大賞で大賞を受賞。2枚のベストアルバムがミリオンセールスを記録するなど一躍、国民的アーティストに成長した。ファンの年齢層が広いことでも知られ、抜群の知名度と相まって今回の大抜てきに至ったとみられる。
1999年に開催された即位10周年祭典では、X JAPANのYOSHIKI(年齢非公表)が奉祝曲「Anniversary」を作曲。オーケストラをバックに、壮大な世界観の協奏曲をピアノで御前演奏した。その際、東京大学教授の小森陽一氏(56)らがYOSHIKIの御前演奏に反対し、YOSHIKIへ公開質問状を出す騒動もあった。