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一月二日


本部の隣の家に日本兵が何人も押し入り、女の人たちが塀を越えてわれわれのところへ逃げてきた。クレーガーは、防空壕の上からひらりと塀をとび越えた。塀はひじょうに高いのだが、警官がひとり手伝ってくれたので、私もあとを追おうとした。ところが二人ともバランスを崩して落ちてしまった。さいわいかなり太い竹の上だったので、竹が折れただけで、けがをせずにすんだ。その間にクレーガーは兵たちをとっっかまえた。やつらはあわてふためいて逃げていった。ただちょっと様子を見にきただけだというのだ!

十日前、銃剣でのどを突かれた近所の奥さんを鼓楼病院に運んだが、今日ようやく退院が許された。入院費は一日当たり八十セント。お金がないというので、私がかわりに払った。

日本軍の略奪につぐ略奪で、中国人は貧乏のどん底だ。自治委員会の集会がきのう、鼓楼病院で開かれた。演説者が協力ということばを口にしているそばから、病院の左右両側で家が数軒焼けた。軍の放火だ。

自治委員会の代表でありかつ紅卍字会のメンバー、孫氏がもつたいぶつて私にいつた。「ある重要な件につき、近いうちにお話ししたいのですが」どうぞどうぞ! とっくに心づもりはできている。お宅たちがなにを狙ってるのかなんざ、お見通しだよ!

安全区の通りは、あいかわらず見渡すかぎりの人の海だ(写真20)。何千というおびただしい入々が道ばたにたたずんでいる。値段の交渉をしている人もある。道路の両側には行商人が鈴なりになって、食料品、タバコ、古い衣服を売っている。

だれしもが日本の腕章や国旗をつけて飛び回っている。横町や道路の間の空き地には、藁小屋が所せましと建ち並び、難民村ができている。わが家と同じ光景だ。うちの庭には、もはや草一本生えていない。美しかった生け垣もあっという間に踏みつぶされ、見る影もなくなった。なにしろ大人数だ、しかたあるまい。なによりまず生きることが先決なのだ!

昨夜、またしても日本兵の乱暴があいついだ。スマイスが書きとめ、いつものように抗議書として日本大使館に提出した。

我々がひそかにおそれていたことがついに起こった。中国の爆撃機がやってきたのだ。といったからといって、けっして友人としてではない。敵としてだ!かつての日本軍のように、時間どおりに爆弾を落としていく。だが、いままでのところ、幸いなことにたいていは同じ場所、つまり南の飛行場かその近くに限られている。日本の防空部隊が姿を現したが、人数も少なく、いとも手薄だった。

空襲がこのまま安全区の外にとどまるかどうかは、あとになってみないとわからない。だが、そうであってほしい。さもないと、いままでよりもっと悲惨なことになるかもしれないのだ。いまの安全区の混み具合ときたら、日中は上海よりすごい。そんなところに一発爆弾が落ちたが最後、ものすごい数の人命が失われるのだ。そう思っただけでぞっとする。