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「順位が順位だから」…燃えていなかった虎戦士

7回、2死満塁の好機に捕邪飛に倒れ、肩を落とす阪神・金本
7回、2死満塁の好機に捕邪飛に倒れ、肩を落とす阪神・金本
Photo By 共同

 【阪神1―3ヤクルト】3位への道が閉ざされた。就任1年目を終えた真弓監督は「何とか勝ちたかった。望みをつなぎたかった」とひと言、ひと言をかみしめる。阪神は5年ぶりのBクラスが確定した。

 チームの顔が打てなかった。2―0の7回に1点をかえし、なお2死満塁。金本が初球の変化球を打ち上げ、捕邪飛に倒れた。絶好機をつぶした主砲は無言で引き揚げた。指揮官は「調子は良かったり、悪かったりする」と今季もフルイニング出場を続けた金本を責めない。それよりも「できることを確実にできていない」。7回無死一、二塁での平野の送りバント失敗など、シーズンを通して緻密な野球ができなかったことを悔やんだ。

 昨季、最大13ゲーム差を巨人にひっくり返されて優勝を逃した。誰もが並々ならぬ意気込みで今季を迎えた。だが、優勝争いから早々と脱落。「順位が順位だから」とある選手が漏らしたように、激しい争いも3位を巡ってのもの。最後まで気勢は上がってこなかった。

 「緊張した場面でできたことを財産にしてやっていく」と真弓監督。来季に向け、最後は力強く締めた。 試合結果詳細

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2009年10月09日 22:34 ]

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