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玄海プルサーマル計画:佐賀、愛媛、静岡の団体が停止要望

MOX燃料の放射線量を測定する作業員=佐賀県玄海町の玄海原子力発電所で2009年5月、田中雅之撮影
MOX燃料の放射線量を測定する作業員=佐賀県玄海町の玄海原子力発電所で2009年5月、田中雅之撮影

 11月に佐賀県玄海町の九州電力玄海原発3号機で始まるプルサーマル発電について佐賀、愛媛、静岡3県の市民団体が11日、古川康佐賀県知事に対し、計画を認めないよう求める要望書を提出した。10年までにプルサーマル発電が予定される原発がある3県の団体が統一行動を取るのは初めて。

 プルサーマル発電は、使用済み燃料から取り出したプルトニウムを含んだ燃料を通常の原発で燃やす方法。玄海原発に続いて伊方原発(愛媛県)と浜岡原発(静岡県)でも来年始められる計画で、3団体は「佐賀県の段階で計画をストップさせたい」としている。

 要望書は「国によって(新基準による)原発の耐震安全性が確認されるまで、燃料を装荷しないよう求める」などとしている。

毎日新聞 2009年9月12日 10時49分(最終更新 9月12日 12時17分)

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