二度目の投稿。
コレは細川さんの御出演番組ではありませんが、数年前に観て嘲笑(わら)うがごとく、白目を向けてしまった番組。 見当違いともとれるべき、説得力のない番組だった。
気になるその内容はとてつもなく自己中心的で、且つ無神経なものだった。 なので、あまりの的外れさに驚愕させられたの。 ある意味で忘れがたい番組です。 ふと思い出したので、記事にしたいと思う。
一言に言いまとめるなら、俗に「自由主義史観」とも言うのだろう。
「第二次世界大戦はアジアの国々を欧米諸国から守り、独立させるための戦いだ」とか、あるいは「日清・日露戦争はアジアの国々を欧米列強から守るための戦いだ」と、「だから日本は輝かしく素晴らしい正義の味方だ」と、こんな寝とぼけた事、主張してるのよ。 どう思う??? まァ、彼らの主張はそればかりではないケド。 コレはごく一部なの。
価値観の違いだと言えば、全ておさまるのかと。 そんな単純な事じゃないと思う。
まず、私の見解はと言うと・・・。 当時の事を詳しく調べたの。
日清戦争(1894~1895年)勃発前(1893年)まで当時の清国(今の中国)は「眠れる獅子」と呼ばれながら、アジアの国々に宗主国として一目おかれてましたが、日清戦争後(1896年)日本に敗れたのを機にその権威を失堕させ、「眠れる豚」として欧米列強の支配下におかれるようになった。
そして当時の韓国の両班(韓国語:リャンバン→貴族)の中でも俗に「親清派」と呼ばれる、清国に寄り添う貴族は時の王・高宗(韓国語:コチ゛ョン)をはじめとし、その妻・閑妃(韓国語:ミンビ)により、追放を受ける事となる。
そしていずれは堕ちた清国に代わり、アジアの国々の宗主国としての野望を胸に抱いた伊藤博文をはじめ、多くの官僚達。 そしてまずは手始めにそれを実現させるために三浦を訪問させたの。 当時の李氏朝鮮(韓国語:リシチョソン→韓国)の中に「親日派」と呼ばれる貴族達が登場するのかと思いきや、それは大きな間違いだった。
当時の両班(リャンバン)達は「親日派」どころかロシアに寄り添いを、今度は「親露派」と呼ばれる勢力達が現れる事になった。
それに激怒した三浦は「女狐を殺れ」と・・・。 「宮廷内では王よりも絶対的権力を握り、裏で糸を操っているのはあの女だ」と・・・。 閑妃暗殺計画をたてるのよ。 三浦は当時の韓国に来ていたのよ。
そして深夜に。 宮廷の見張り達をも容赦なく討つ三浦とその一味。
それを知った宮女(韓国語:クンニョ)と呼ばれる女官達のひらめきによって、宮廷内に突入した三浦達が王室に来る前にいち早く女官に化ける閑妃。 おそらく韓国の古くからの習慣のうちのひとつ、「王族はすだれ越しに人と接する事」に基つ゛き、幸いにも王妃の顔を知る者は女官や王の他、誰もいない。 それを利用して化けたんだと思う。
でもね~、三浦に見抜かれるのよ。 そのきっかけは香水。
女官達は日中問わず働いてるワケでしょう。 でも閑妃は気位が高いのもあって、そんな事をせず。
だから常に香水を身にまとってるワケよ。
見抜かれた閑妃は三浦やその一味に庭に連れて行かれて、めった刺しにされた後、焼かれる。
でも誰も助けなかった。 おそらく三浦達が恐ろしかったんだと思う。
それを利用したロシアが今度は王をロシアの大使館に移し、ロシアを支持する傀儡政権を樹立させようとする。
それを見た日本は1904年にロシアに宣戦布告。 日露戦争が勃発! そして韓国の支配権はそれに勝った日本の確固たるものになった。
でもね~、この日露戦争は韓国本土内で繰り広げられたのよ。
と、言う事は当然、その国の民もその犠牲となる。
日本は講和条約の締結の際、会談の席でロシア側に損害賠償金を請求。
損害賠償金や弁償するとか、韓国の本土内で戦争してたんだから、その国の人達が欲しいくらいじゃん。 その国こそにあって当たり前だと思う。 日本側が請求するのはお門違いだと思う。
日清戦争の頃の日本軍はほぼ戦死していますが、日露戦争の頃はみな病によって命をたつ。
だからホラ、薬のうちのひとつで「正露丸」ってあるでしょう??? アレはね~、今でこそ「正露丸」ですが、当時は「征露丸」と、「ロシアを征服する弾丸」との意味合い、あの薬名にはそんな由来が込められてるのよ。
CMでもよく流れているあの曲、ラッパを吹きながらの曲、きっと誰もが耳にした事があると思う。
アレは日本軍が突撃する時の合図として吹かれてた曲なのよ。
なので、日露戦争の頃の日本軍は主に正露丸の裏側に記されている、病気で戦死しているのよ。
そして日本はアジアの国々を支配下に。
そして敗戦。 戦争の頃もですが、支配下にあった頃も日本は大量殺戮を行った。 コレは既にみなさんも御存知のはず。
そうしておいてまるでアラを覆い隠すかのように、正当化するかのように「正義だ」と。 そう言ってるのよ。
正義とは、いつでもどんな状況でもどの国にも通じるもの。
もちろん日本国民もですが、それ以上に支配下にあったアジアの国々の人達は自分の目の前で家族や友人、恋人や知人達が殺された。 それは正義ですか、と。 それを正義だと言うなら、正義はいつの時代でもどんな状況でもどの国にも通じるんだから、殺めても正しいって事になるでしょう。 当時だけでなく今も殺人者なんか、犯罪人ではなくなる。 そう言う事でしょう。
「戦争時代だから仕方がない」と簡単に割り切るような正義は正義でない。
戦争時代だろうと平和な時代だろうと、人を殺めるのが正義だとそう勘違いしているのなら、殺める事は違法ではないのか、と。 「犠牲になった」と言い方を変えてみても人を殺めた事には変わらない。 それが何の正義なのか、と逆に訊いてやりたいとも思った。
いつでもどんな状況でもどの国にも通じる正義。
なら、コレに出演している連中共らは自分自身をはじめ家族、友人、恋人、知人達が目の前で誰かによって殺されてもそれを正義だと言えるのか、と。 絶対に違う。 つまりそう言う事でしょう。
支配下として占領地にしておいてよ、人をも数多く殺しておいて何の正義なんだろう???
それを見て正義だと思う人も言う人もコイツらの他、いないと心から確信しています。
ホント、ドカスのドクズのハシクレ分際すらにも劣る番組だった。 むろん、登場人物共らも。
アレ以上、堕ちようがないとも思う。 番組も登場人物もみな落ち目よ。 ああ言うのを見て「落ち目」って言うじゃん。
自由主義史観者達はみな一人残らず、やはり案の定とも言うべき人間社会のガン!!
良くない事を招き、周囲にそれを撒き散らす疫病神!!
人を苦しめる大公害!!
人を死に至らしめる死神!!
歴史学の汚点!!
因縁喰い共らめを懲らしめて成敗してやりましょう!
征伐は当然! 思い知らせるがごとく。
ふと思い出したので、記事にしました。
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