ギリシア神話の神々522009-07-26 Sun 11:02 <メティス・オリュンポス神族を導いた賢女> 大洋神オケアノス・テテュス夫妻から生まれた3000人のオケアニス達の1人であるメティス。 彼女は自在の変身能力を持つ水の女神であると同時に、「あらゆる神と人のうちで最も物知りな者」と讃えられる知恵の女神でもありました。 オケアニス達の中では、姉のステュクスと並んで最も活動的な働きを見せています。 何といっても有名なのは、父神クロノスの打倒を志した青年ゼウスの最初の協力者となり、自前の強力催吐薬をクロノスの杯に一服盛って、彼の腹中に呑み込まれていた、ゼウスの兄姉達を全員無事な姿で吐き出させるという大手柄を立てた事。 クロノスの妃としてずっと彼の側におり、他の誰よりも捕われの子供達を救い出したいと切望していたはずのレアにも出来なかった事なのです。 又、同じく兄姉たちを救いたいと思っていたゼウスにもやはり不可能なことでした。 更に彼女は、「クロノスはいずれ我が子に倒されるであろう」というウラノスとガイアの予言を信じて血を分けたティタン神族を捨て、若き神々の味方について10年にも及ぶティタノマキアの激闘を戦い抜きました。 神話には特に記されていませんが、戦中もきっとその思慮でゼウス達を大いに助けたと思われます。オリュンポス神族にとっては当に大恩人ですね。 続く・・・・ |
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