十勝毎日新聞社ニュース
中川氏の棺、自宅あとに 国会、党本部、母校回り
2009年10月08日 14時37分
関係者が見守る中、自宅を出る中川氏の遺体を納めた棺(8日午後1時ごろ、東京都世田谷区の中川宅前。金野和彦撮影)
【東京】急逝した中川昭一元財務・金融相(享年56)の遺体を納めた棺が8日午後、世田谷区の自宅から通夜が執り行われる港区の善福寺に運ばれた。
棺は午後1時ごろ、支援者など関係者の手によって玄関から運び出された。台風の通過で強い風が吹く中、郁子夫人など遺族、後援会幹部ら約40人が見守り、霊きゅう車は静かに住み慣れた自宅を後にした。
通夜会場に向かう途中、車は中川氏が26年間の議員生活を送った国会議事堂や自民党本部、大臣を務めた財務省や農林水産省、母校の麻布中・高校などを回った。
通夜は同日午後6時から、告別式は9日午前11時から善福寺で執り行われる。
(安田義教)
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