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2009年10月8日(木) 19:15 |
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香川県、交通機関に大きな影響
香川県では、7日未明に降り始めた雨が夜になって強まり、高松市の徳島県境にある竜王山で、降り始めからの雨量が142.5ミリに達しました。 風は、東かがわ市の三本松港で午後10時ごろに最大風速13.5メートルを観測しました。
台風の接近にともない香川県内11の市と町でおよそ200人が、一時自主避難しました。 高松市の香西地区では、お年寄りなど5人が集会所で夜を明かしました。 瀬戸内海の沿岸では、消防などが高潮への警戒に当たりましたが、香川県内で被害はありませんでした。 しかし、台風18号は交通機関に大きな影響を与えました。 宇野と高松を結ぶフェリーは、7日午後7時過ぎから8日朝まで運航を中止しました。 JR四国では、7日夜9時過ぎから、高徳線などが運転を取りやめました。 また、8日朝も、線路の点検のため高徳線全線と土讃線の一部の区間で、始発から運転を取り止めました。 高松空港では、日本航空と全日空の東京羽田便合わせて4便が欠航しました。 香川県に出されていた気象に関する警報は、午前6時半頃までに解除され、海の便や鉄道は、午前8時過ぎまでにほぼ正常運行に戻っています。 台風はよる農作物への被害がおよそ300万円でていますが、土砂崩れなどの大きな被害はありませんでした。早明浦ダムの貯水率の回復にともない香川用水の取水制限は、8日一時的に解除されています。
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