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山手線3時間ストップ!303万人の足“直撃”

台風18号の影響でJR各線が運転見合わせとなり、改札口付近に座り込む人たち
台風18号の影響でJR各線が運転見合わせとなり、改札口付近に座り込む人たち
Photo By 共同

 大型の台風18号は8日、強い勢力を保ったまま愛知県の知多半島付近に上陸後、北上して本州を縦断した。台風上陸は07年9月の9号以来。突風などで交通網は一時マヒし、JR東日本管内だけで乗客303万人の足に影響。茨城県では竜巻が発生した。荒れ模様の中、参院神奈川、静岡両選挙区の統一補欠選挙が告示され、立候補たちにも影響が出た。

 航空便は国内線約510便が欠航、JRや私鉄も運休が相次いだ。首都圏では、山手線が3時間近く内回りと外回りが全面ストップ。各新幹線のほか、東海道、常磐、中央(快速)、京浜東北、埼京など主要各線も相次いで一時運転を見合わせ、通勤、通学の足が大きく乱れた。

 総武線は江戸川に架かる鉄橋が強風で通行止めとなり、快速電車2本が橋のそばで停車。乗客計約5700人が約2時間車内に閉じこめられた後、JR社員の誘導で車両から線路に降り、小岩駅まで徒歩で避難した。

 京急電鉄は運行こそしていたが、品川駅で通常の利用客に、JR各線からの振り替え輸送の乗客が加わったため、ホームに人があふれすぎて午前11時半から約1時間半にわたり全線で運休。乗客の安全を優先した異例の措置を取った。

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