来年8月、宮崎で全国高校総合文化祭が開かれる。
「全国高総文祭みやざき2010」という。
国、県などの主催で、来年は34回目。全国を巡回しており、宮崎では初開催。全国の文化部所属の生徒約2万人が集い、作品コンクール、音楽発表会などが催される。文化部の「インターハイ」と考えてもらえばよい。
「とき放て創造の力 熱き太陽の光と共に」--と、テーマも熱い。
MRTは、この高校生たちの熱き思いを事前にラジオで届けようと番組を立ち上げた。「大好き! BU-N-KA-BU」(毎週土曜日午後9時から30分枠)。担当は迫田江理アナウンサーと、ラジオ部ディレクターの川越奈緒子さん。
大会は24競技。吹奏楽、美術工芸から、百人一首、吟詠剣詩舞などさまざまだ。で、番組は、各部門の県代表らをスタジオに呼んで、意気込みなどをどんどん聞いていく趣向にした。
実は迫田さんには張り切るわけがある。
「私も以前、放送部門でこの大会に出場したことがあるんです。インターハイより認知されていない部分もあり、残念に思ったこともある。大会を経験した先輩として、高校生たちの臨場感を伝えたい」
高校生のみなさん、いい先輩をお持ちですなあ。思いの丈をマイクにぶつけてください。【小原擁】
毎日新聞 2009年10月8日 地方版