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名取エアリ 衣料・家電が11月13日開店 旧三越部分

名取エアリのリニューアルについて記者会見するイオンモールの山中専務(左)

 イオンモール(千葉市)は6日、宮城県名取市にある東北最大級のショッピングセンター(SC)「イオンモール名取エアリ」のリニューアル計画を正式に発表し、3月に撤退した三越名取店の後継店舗に大型複合衣料品店などを入れ、11月13日にオープンすることを明らかにした。30代の子育て層などに照準を定め、「親子連れが終日過ごせる施設」を目指す。

 旧三越部分は地上3階で、賃貸面積約1万平方メートル。1階にアパレル大手のワールドが運営する大型複合衣料品店「フラクサス」が東北初出店する。フラクサスは衣料品17ブランドと雑貨店で構成。2階は家電量販店大手のコジマが入居する。

 3階は親子向けの有料の屋内公園施設。抗菌の砂場や大型遊具、着せ替え写真が撮影できるスタジオなどがあり、屋内型の施設では国内最大級という。百円ショップのダイソーも入る。

 名取エアリは地上3階、賃貸面積7万5000平方メートルで、ジャスコのほか約170の専門店がモールを形成し、シネマコンプレックス(複合映画館)もある。専門店側の衣料品店や飲食店の計7店も今回、入れ替わる。

 イオンモールの山中千敏専務は仙台市内のホテルで記者会見し、「三越退店後、半年以上も空き店舗状態が続き、地元に迷惑を掛けた。リニューアルでさらに楽しいSCにしたい」と意気込みを語った。年間入館者数は、2008年実績比で200万人増の1300万人を目標に掲げた。

 仙台圏南部では、太白区の市地下鉄長町南駅前に29日、三井不動産(東京)の商業施設「三井ショッピングパーク ララガーデン長町」がオープンする。隣接するザ・モール仙台長町と合わせた店舗面積は約7万5000平方メートルで、集客競争の激化は必至だ。
 山中専務はザ・モールとララガーデンについて「顧客層や店舗構成が近く、競争相手として意識している」と語った。


2009年10月07日水曜日

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