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http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200910080029.html
中電、上関原発工事に着手(中国新聞) '09/10/8
山口県上関町への原発建設計画で中国電力は7日、反対派の阻止行動で延期を繰り返していた海面埋め立て工事に着手した。工事区域を示すブイ2基を建設予定地沖に設置。反対派がブイの積み出しを阻んでいた山口県平生町の田名埠頭(ふとう)とは別の場所から運び、予定より27日遅れの着手となった。
中電は当初、田名埠頭に仮置きした9基をクレーン付き台船で約15キロ離れた建設地沖に運び、設置する計画だった。しかし、着手予定の9月10日から、反対派の上関町祝島の漁船やシーカヤックが台船の接岸を阻止。中電側の退去要請に応じず、膠着(こうちゃく)状態が続いた。
中電は7日、別の台船2隻とブイを用意し早朝から作業を開始。午前7時ごろ、工事区域の2カ所にブイを設置したという。田名埠頭にも台船を向かわせたが、台風接近の悪天候で引き返した。埠頭のブイ9基は陸寄りに移動。反対派は、この日の作業はないと判断し撤収していた。
上関原発の敷地は約33ヘクタールで、うち海面埋め立ては14ヘクタール。県が中電に交付した公有水面埋め立て免許は「着工は1年以内」とし期限が21日に迫っていた。中電はこの日、着手届を県に提出し受理された。
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上関原発:中国電力のだまし討ち:醜悪な『着工』のアリバイ作り(画像クリックでニュース映像へ)-----------------------------------
http://4ch.kry.co.jp/news/news8701937.html上関原発海の埋め立て着手(KRY山口放送)上関原発建設を進める中国電力は7日、原発建設予定地沖にブイ2基を設置し海の埋め立て工事に着手したと発表した。祝島の人たちに対しては午前中「きょうの作業は中止した」と告げた中での作業着手。中国電力は午後から会見し海の埋め立て工事に着手したことを明らかにした。ブイを設置したのは建設予定地を挟んで北側の取水口側と南側の放水口側のそれぞれ1基で7日午前7時に設置した。埋め立て工事の着手に向けては中国電力が平生町の田名ふ頭に9基のブイを置いていたが、7日設置されたブイは別の場所から持ってきたものでどこから運んできたかは言えないとしている。ブイの置かれている田名ふ頭では7日も祝島の人たちが抗議に訪れていたが現場の警備員と中国電力の社員が協議し「きょうの作業は中止する」と告げたため祝島に帰っていた。これについて中国電力は「ブイを設置した後で田名ふ頭での作業を中止した」としている。[ 10/7 19:52 山口放送]
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http://www.nhk.or.jp/yamaguchi/lnews/05.html反対派住民からは憤りの声(NHK山口放送)中国電力がブイを設置したことについて、原発建設の反対活動を続けてきた地元の住民などからは憤りの声が上がっています。
ブイが置かれていた平生町の港では、先月10日から、地元の祝島の住民など原発建設に反対する人たちが海上に漁船を並べたり、現地に泊まり込むなどして反対活動を続けてきました。
7日も、午前中、祝島の漁船およそ20隻のほか、10隻ほどのカヌーが海に出て警戒を続けていたということですが、中国電力が別のブイを設置したという知らせを受けた午後からは、現場に漁船やカヌーの姿はありませんでした。港では、動かされていないままのブイをじっと見つめたり、ため息をつきながら岸壁に立ちつくす人たちの姿が見られました。
地元の2市4町でつくる反原発議員連盟の会長を務めている小中進さんは、「今回のような姑息な手段で事業を進めようとしている中国電力に怒りを感じている。
原発を建ててほしくないという思いがより大きくなった」と話していました。
また、原発に反対する地元住民グループの代表を務める山戸貞夫さんは「工事の着手期限をクリアするために使ったこそくな手段で、怒りを通りこして、しらけている。中国電力は、だましだまし作業を進めるというこれまでの歴史をまた積み重ねた。
ブイはまだすべて設置されておらず、これからもあらゆる手段を使って反対活動を続けていきたい」と話していました。
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【関連投稿】ブイ設置は熟慮の上での判断(中国新聞)山口・上関原発予定地にブイ設置 中国電力、早朝に作業(共同通信)-----------------------------------
上記エントリーのソースはこちら ⇒
上関原発:中国電力のだまし討ち:醜悪な『着工』のアリバイ作り(阿修羅・原発板)