九州大学 祝原由莉
- October 07, 2009 / 06:05 PM
◇2009年9月度
福岡大学
祝原由莉
『自分を磨き、自分に自信をもつ』
これが、インターンシップ開始時に最初に掲げた目標だった。褒められると伸びるタイプなのだが、褒められ下手。自分に才能や能力がないと思っている訳ではないが、いざ踏み出す時に「自分なんか...」と謙遜しすぎてしまう。そんな私が、自分のまだ漠然とした夢を考えるとき、まず自分自身のいい所も、悪い所も見つめ直し、認めなければならないと思ったのが始まりだった。アルバイトや大学の研修などでただでさえ予定でいっぱいだった3年の夏。半ば強行突破的に時間を作り、家族をはじめ色んな人に「大丈夫?」と心配されながら開始したインターンだった。
そして今、15日間のインターンシップを終えて、9月度インターンシップ生として初めてオフィスに来た日のことを思い返す。初日に「街頭で100人インタビューして番組を作ろう」という企画を聞き、とてもワクワクしたのを覚えている。好奇心の塊のような私を突き動かす原動力になる"ワクワク"は期待通り、この15日間、決して途絶えることはなかった。
8月度のインターンシップ生である理恵さんと協力して撮った、街頭インタビュー。生まれて初めての街中のロケで人の冷たさも人の温かさも、沢山学ぶことができた。また、ロケではカメラを回すという経験もさせていただいた。あんなに重いカメラは回すどころか持ったことがなく、撮って初めて撮る側の気持ちを理解することができ、カメラマンをしてくださる人に改めて感謝することができた。撮った映像をハードディスクにキャプチャし、使う映像のみを抜き出す。そして言葉を一つ一つ聞き取ってスーパーを入れる。番組の全体の構成表を書く。ナレーションを入れる。リポートのロケをする・・・と、やることは盛り沢山。15日間という短い期間の中で、それらの行程全てに何らかの形で関わらせて頂けるという貴重な経験をし、たった数分の番組を作るのに、どれだけの労力がかかるのか身をもって知った。
また、この企画に携わるまで私はブランドについて考えたこともなかったが、15日間を終えた私にとって、ブランド="どんな時も揺るがない自信から生まれるもの"だと感じた。その自信を裏付ける根拠があり、努力があり、そしてそれが評価される。私はそれこそがブランドで、誰しも持つことのできる"自分ブランド"だと思っている。
そうして様々な経験、出逢いに刺激を受け、考え、そして何より楽しみながら走った15日を終えて、迎えた最終日。忙しい夕方にも関わらず、クルー全員が私のために集まってくださってインターンシップ修了式が開かれ、俊輔さんからお花が、TAKAさんから丁寧に額に納められた修了証書を渡された。
最後に頂いた修了証の中に刻まれていた言葉。『貴方はカウTVのインターンシップをファンタスティックに修了したことを証明します』Fantastic、これは"空想的""幻想的"という意味の単語だ。そして、同時に"すばらしい"という意味も持つ。この言葉ひとつ。私に"自信"を与えてくれるものとして、TAKAさんが、カウTVのクルーが最後に送ってくれた、たった一言のこの言葉だけで十分だった。
インターン最終日の朝礼でクルーと「この15日間早かったね~」と話をしたが、これは『気づいたら終わっていた』というような薄っぺらいものではなく『濃すぎて時間が経つのが早かった』という方が近い。それくらい私の人生の中で、濃い15日間になったと思う。将来、私が今、目指している世界とは全く違う分野に携わっているかもしれないが、それでも今をがむしゃらに頑張る原動力をくれた15日間だった。まだまだ"自分ブランド"と呼べる程、立派なものではないが、その足がかりとなるものを得ることができたと確信している。
TAKAさんのどんな話でも熱く、向き合ってくださったことに感謝してもし尽くせません。
美紀さんのお母さんのような温かさは、私の支えでした。
万樹絵さんの爽やかで気持ちのいい笑顔は、私の目標でした。
俊輔さんの仕事に向かう真剣な姿勢と面白い話とのギャップが大好きでした。
賢司さんのいつもまっすぐな強さは、インターンシップ面接時からずっと憧れでした。
あかねさんの優しい雰囲気にいつも元気をもらっていました。
まつりちゃんの可愛い笑顔に会う度に癒されていました。
15日間、本当にありがとうございました。インターンシップを終えてしまい、『今日の感謝』を発表しない日々が続いたことで、感謝を口に出すことの大切さを改めて感じ、少し寂しい毎日ですが、カウTVインターンシップ卒業生の名に恥じぬよう、"自分ブランド"これからもしっかり磨いていきます。
福岡大学
祝原由莉
『自分を磨き、自分に自信をもつ』
これが、インターンシップ開始時に最初に掲げた目標だった。褒められると伸びるタイプなのだが、褒められ下手。自分に才能や能力がないと思っている訳ではないが、いざ踏み出す時に「自分なんか...」と謙遜しすぎてしまう。そんな私が、自分のまだ漠然とした夢を考えるとき、まず自分自身のいい所も、悪い所も見つめ直し、認めなければならないと思ったのが始まりだった。アルバイトや大学の研修などでただでさえ予定でいっぱいだった3年の夏。半ば強行突破的に時間を作り、家族をはじめ色んな人に「大丈夫?」と心配されながら開始したインターンだった。
そして今、15日間のインターンシップを終えて、9月度インターンシップ生として初めてオフィスに来た日のことを思い返す。初日に「街頭で100人インタビューして番組を作ろう」という企画を聞き、とてもワクワクしたのを覚えている。好奇心の塊のような私を突き動かす原動力になる"ワクワク"は期待通り、この15日間、決して途絶えることはなかった。
8月度のインターンシップ生である理恵さんと協力して撮った、街頭インタビュー。生まれて初めての街中のロケで人の冷たさも人の温かさも、沢山学ぶことができた。また、ロケではカメラを回すという経験もさせていただいた。あんなに重いカメラは回すどころか持ったことがなく、撮って初めて撮る側の気持ちを理解することができ、カメラマンをしてくださる人に改めて感謝することができた。撮った映像をハードディスクにキャプチャし、使う映像のみを抜き出す。そして言葉を一つ一つ聞き取ってスーパーを入れる。番組の全体の構成表を書く。ナレーションを入れる。リポートのロケをする・・・と、やることは盛り沢山。15日間という短い期間の中で、それらの行程全てに何らかの形で関わらせて頂けるという貴重な経験をし、たった数分の番組を作るのに、どれだけの労力がかかるのか身をもって知った。
また、この企画に携わるまで私はブランドについて考えたこともなかったが、15日間を終えた私にとって、ブランド="どんな時も揺るがない自信から生まれるもの"だと感じた。その自信を裏付ける根拠があり、努力があり、そしてそれが評価される。私はそれこそがブランドで、誰しも持つことのできる"自分ブランド"だと思っている。
そうして様々な経験、出逢いに刺激を受け、考え、そして何より楽しみながら走った15日を終えて、迎えた最終日。忙しい夕方にも関わらず、クルー全員が私のために集まってくださってインターンシップ修了式が開かれ、俊輔さんからお花が、TAKAさんから丁寧に額に納められた修了証書を渡された。
最後に頂いた修了証の中に刻まれていた言葉。『貴方はカウTVのインターンシップをファンタスティックに修了したことを証明します』Fantastic、これは"空想的""幻想的"という意味の単語だ。そして、同時に"すばらしい"という意味も持つ。この言葉ひとつ。私に"自信"を与えてくれるものとして、TAKAさんが、カウTVのクルーが最後に送ってくれた、たった一言のこの言葉だけで十分だった。
インターン最終日の朝礼でクルーと「この15日間早かったね~」と話をしたが、これは『気づいたら終わっていた』というような薄っぺらいものではなく『濃すぎて時間が経つのが早かった』という方が近い。それくらい私の人生の中で、濃い15日間になったと思う。将来、私が今、目指している世界とは全く違う分野に携わっているかもしれないが、それでも今をがむしゃらに頑張る原動力をくれた15日間だった。まだまだ"自分ブランド"と呼べる程、立派なものではないが、その足がかりとなるものを得ることができたと確信している。
TAKAさんのどんな話でも熱く、向き合ってくださったことに感謝してもし尽くせません。
美紀さんのお母さんのような温かさは、私の支えでした。
万樹絵さんの爽やかで気持ちのいい笑顔は、私の目標でした。
俊輔さんの仕事に向かう真剣な姿勢と面白い話とのギャップが大好きでした。
賢司さんのいつもまっすぐな強さは、インターンシップ面接時からずっと憧れでした。
あかねさんの優しい雰囲気にいつも元気をもらっていました。
まつりちゃんの可愛い笑顔に会う度に癒されていました。
15日間、本当にありがとうございました。インターンシップを終えてしまい、『今日の感謝』を発表しない日々が続いたことで、感謝を口に出すことの大切さを改めて感じ、少し寂しい毎日ですが、カウTVインターンシップ卒業生の名に恥じぬよう、"自分ブランド"これからもしっかり磨いていきます。