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東アジア共同体の米排除 政府方針ではない 平野官房長官
このニュースのトピックス:外交
平野博文官房長官は8日午前の記者会見で、岡田克也外相が首相の提唱する「東アジア共同体」に米国を含めない考えを示したことについて「私はまだ米国を外すとか、外さないとかいうことについて外相からは聞いていない」と述べた。政府の決定方針ではないとの考えを示した発言だ。
その上で、平野氏は外相発言の真意について「米国を横に置いてとかいうことではなく、日米は当然基軸に置いて、そういうことを指向していくんだということだと思う」と語り、日米関係重視の姿勢は変わらないとの見解を明言した。
一方、鳩山由紀夫首相が7日に米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で日米合意を容認する可能性を示唆したことについて、平野氏は「一番大事なことは沖縄県民の気持ちをしんしゃくすることだ。マニフェスト(政権公約)にうたっていることを基本に3党連立合意を踏まえて対応するとの気持ちは、首相も変わっていない」と言明。移設見直しを追求する方針に変化はないとの考えを強調した。
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