2009年10月8日 12時56分更新
大型の台風18号は岡山県からしだいに遠ざかり県内は強風域から外れましたが、岡山地方気象台は引き続き、真庭地域と津山地域に大雨注意報を、沿岸部には高潮注意報を出して注意を呼びかけています。
台風18号は、勢力はやや衰え、正午には福島県会津若松市付近を1時間に50キロの速さで北東へ進んでいるものとみられます。
岡山県は、台風の強風域から外れ、晴れ間ののぞいているところもあります。
この台風で岡山県では、県北部を中心に雨が降り、正午までの24時間に、真庭市蒜山で184ミリ、鏡野町恩原で92ミリの雨が降りました。
県北部では9日の正午にかけて、多いところで、さらに30ミリの雨が降る見込みです。
こうした地域では、地盤が緩んでいることから、気象台は土砂災害への注意を呼びかけています。
また、このあと午後1時すぎに満潮を迎える沿岸部では、台風の影響で夕方にかけて潮位の高い状態が続くため、気象台は高潮注意報を出して浸水などに注意するよう呼びかけています。