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2009年10月7日(水) 19:22 |
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岡山県で初の裁判員裁判2日目
岡山県で初めての裁判員裁判は2日目です。 7日は証人が出廷しての尋問と、被告人への質問が行われ、裁判員が質問する機会もありました。
岡山県初の裁判員裁判は、今年5月、岡山市南区で起きた殺人未遂事件を審理するものです。 6日の証拠調べでは、モニター画面に傷口のCT画像が写しだされるなど、これまでの裁判とは異なる工夫がなされていましたが、7日の証人尋問と被告人質問はやり方について従来と目立った変化はありませんでした。 証人尋問では、被害者の20歳の女性が証人として出廷、傍聴席には姿が見えない形で尋問が行われました。 検察官と弁護人それぞれによる尋問が行われたあと、裁判員からも女性に対しナイフで刺されたあとの行動や心理状態などについて質問がありました。 被告人質問では裁判員に配慮してか、途中、裁判長が被告人に対して「もっと大きな声で、話してください」と注意する場面が何度もありました。 また裁判員から被告人に対して女性を刺した直後の気持ちなどを尋ねる質問がありました。 裁判は8日結審し、9日に判決が言い渡される予定です。
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