県内ニュース
イブニング・シックス
フードフェアで福島の食品をPR(10月07日)
県内の魅力ある食品を販売店の仕入れの担当者などにPRする大規模な商談会が郡山市で開かれました。この商談会は県内で魅力ある食品や食材を生産している人たちに商品をPRする場を提供しようと開かれました。今年は川俣シャモや馬刺しといった地域の特産品のほかお菓子や加工食品を扱う事業者など103の業者が参加しました。会場には飲食店やスーパー、それに旅館などから多くの仕入れの担当者が訪れそれぞれのブースを回りながら試食をしたり商品の説明を聞いたりしていました。この商談会は今年が3回目で過去2回の商談会では、それぞれ100件ほどの契約が成立したということです。今年は首都圏からも仕入れ担当者が訪れていて、出展者は自慢の一品を熱心にアピールしていました。
大量リストラ受けて 離職者対象に説明会(10月07日)
会津若松市にある半導体工場がおよそ500人の人員削減を行ったことを受けて職を失った人を対象にした雇用保険の説明会が行われました。半導体メーカーの「スパンション・ジャパン」は、大幅な人員削減を進めていて会津若松市にある工場の従業員のおよそ半分にあたる576人が先月で職を失いました。ハローワークでは、離職者の数が多いことからきょうとあすの2日間、特別に会場を設けて雇用保険の手続きや再就職に向けた職業訓練について説明を行っています。離職者のほとんどは、まだ次の就職先が決まっていないということで2日間あわせて530人が参加する予定です。会津若松市では富士通の関連会社でも人員配置の見直しが行われていて今後400人ほどが職を失う見通しです。
県中学駅伝 男子は中央台南、女子は矢吹V(10月07日)
全国大会出場をかけて中学生ランナーがタスキをつなぐ県中学駅伝が、西郷村で行われました。先に行われた女子のレースには、34校が出場しました。花の一区を走りきり、第一中継所にトップで姿を見せたのは古殿、15秒差で優勝候補の矢吹が続きます。このあと中盤で追い上げを見せたのはいわき市の平第一です。1区では7位と出遅れたものの折り返し後の第4中継所はトップで通過。ほぼ同時に矢吹がタスキを渡し、勝負は、アンカーに託されます。そして、最後までもつれたレースを制したのは、矢吹でした。5人のランナーが安定した走りを見せ、大会史上3校目となる5連覇を達成しました。続いて行われた男子には、35校が出場しました。6区間・18キロのコースで行われたレース。第一中継所にトップで飛び込んできたのは東和、わずかの差で守山、さらに矢吹が続きます。このあと激しく順位が入れ替わる展開となり、第三中継所では郡山第二がトップ8秒差で三春が追いかけます。さらにアンカーへとつなぐ第5中継所には三春と中央台南がほぼ同時に飛び込み3位は郡山第二です。この三校は、どこが勝っても初優勝。そして、最後にこの戦いを制したのは、いわき市の中央台南でした。学校創立10周年という節目に花をそえるうれしい初優勝です。
県内インフルエンザ患者 再び増加(10月07日)
減少傾向にあったインフルエンザの患者の数が先週から再び増加に転じたことがわかりました。県が県内80の医療機関で行っている調査によりますと、先週1週間に県内でインフルエンザに感染した患者の数は177人で、前の週に比べて56人増えました。患者の数はこれまで2週連続で減少していましたが、再び増加に転じました。地域別に見ますと会津地区では31人で前の週のおよそ6倍になったほかいわき市でも2倍近くになっています。また、集団感染の疑いがある学校や職場の数は59施設で、こちらも前の週の3倍近い数字となっています。県では全国的に都市部で感染者が増えていることから、県内でもさらに拡大のおそれがあるとして、引き続き予防の徹底するよう呼びかけています。
県内2例目の裁判員裁判 ポイントは情状(10月07日)
県内で2例目となる裁判員裁判が、きょうから福島地方裁判所で始まりました。今回、審理されるのは、福島市で起きた放火事件で被告の男は、放火の事実を認めていることから、裁判では、犯行に至るまでの事情、いわゆる「情状」をどこまでくみ取るかがポイントになります。県内で行われる裁判員裁判は、先週、地裁郡山支部で行われた殺人事件の裁判に次いで2例目です。今回、裁判所から呼び出しを受けた裁判員の候補者は33人できょうはそのうちの91%にあたる30人が集まりました。そして、午前中に行われた選任手続きで、男性4人と女性2人の裁判員6人が決まりました。今回、審理が行われるのはことし6月に福島市で起きたアパート放火事件で土木作業員の高橋清(たかはしきよし)被告が、自分の部屋の新聞紙に火を点け建物を全焼させたとして、放火の罪に問われています。午後から行われた初公判の罪状認否で高橋被告は起訴内容をすべて認めました。このため、今回の裁判では、検察側、弁護側ともに事実関係については争わず、犯行に至るまでの経緯や被告の反省の度合いなどいわゆる情状を中心に審理が行われます。裁判は、きょうから3日連続で行われ、最終日のあさって午後3時に判決が言い渡される予定です。
2009年度冬季商品展示会(10月06日)
数の子や新巻鮭など年末年始の食卓に欠かせない水産物の商品を集めた展示会が郡山市で開かれました。「郡山市総合卸売市場(おろしうりしじょう)」で開かれた展示会にはおせち料理の材料やお歳暮用の贈答品などおよそ2000点の商品が並び中卸業者やスーパーなどの仕入れ担当者が商談をする姿が見られました。気になる値段は、包装資材の価格が上昇している中、関係者の努力でほぼ前年並みですが漁獲量が大幅に減っている「カツオ」は去年より1割ほど高くなっています。一方、お正月に欠かせない新巻鮭は今年は大型のものが多いということですが値段は前年並み、逆に、養殖の鯛は去年より1割程度安くなっているということです。また若者を中心に魚離れが進んでいることから魚を使った新しいメニューを提案するコーナーも設けられ訪れた人たちが試食していました。
いわき好間パチンコ強盗1人に判決(10月06日)
ことし4月いわき市のパチンコ店で現金およそ1千万円が奪われた強盗事件の裁判で3人の被告のうち一人に懲役5年6か月の実刑判決が言い渡されました。強盗などの罪で判決を受けたのはいわき市の無職芳賀重行(はがしげゆき)被告24歳です。判決によりますと芳賀被告は今年4月現在公判中の遊び仲間2人と共謀していわき市好間町のパチンコ店に押し入り売上金など現金およそ1千万円を奪ったとされています。きょう開かれた判決公判で裁判所は「仕事をするわけでもなく安易に他人の財産で生活を賄おうとした」と指摘。その上で「計画的な犯行で刑事責任は重大」として芳賀被告に懲役5年6か月を言い渡しました。
県内2例目の裁判員裁判 あす初公判(10月06日)
県内で2例目となる裁判員裁判があすから福島地方裁判所で開かれます。県内2例目の裁判員裁判として審理が行われるのは、ことし6月に福島市のアパートで、男が自分の部屋にあった新聞紙などにライターで火を付け、建物を全焼させたとされる事件です。この事件で放火の罪に問われている高橋清(たかはしきよし)被告は、裁判の中で事実関係については争わない見込みで犯行までのいきさつなどの情状が争点となります。裁判所は、裁判員候補者53人に対して呼び出し状を送っていてあす午前中に集まった候補者の中から6人の裁判員を選ぶことになっています。裁判は、3日連続で行われ、判決は、最終日となる9日の午後3時に言い渡される予定です。
新型インフル対策・市町村担当者会議(10月06日)
新型インフルエンザのワクチンについて県はきょう、市町村の担当者に接種の優先順位やスケジュールを説明しました。新型インフルエンザへの感染を防ぐワクチンは今月19日から各都道府県への供給が始まり、県内には2万1600人分が届く予定です。県では、国が示している方針に沿って医師や看護師などの医療従事者への接種を最優先するとしていて次に優先順位の高い妊婦や基礎疾患を持つ人については来月から接種を行う計画です。一方、所得の低い人や生活保護を受けている人などが接種を受ける場合、費用を補助することになっていますが、その際の市町村の負担については、明確な説明がなく、各市町村の担当者から質問が相次ぐ場面もありました。
自宅放火の元市議を詐欺未遂で再逮捕(10月06日)
自宅に放火した疑いで警察に逮捕された元・伊達市議会議員の男が、この火事による保険金を保険会社から騙し取ろうとしたとしてきょう、再逮捕されました。伊達市に住む元・市議会議員の大橋好一(こういち)容疑者はことし6月、伊達市にある自宅に放火した疑いで、逮捕されています。警察によりますと大橋容疑者は火事があった翌月に、保険会社に6千万円の保険金を請求しましたが火事を不審に思った保険会社は、支払いには応じず警察に被害届けを出していました。大橋容疑者は火事の数日前に保険に加入し、知り合いの家に家財道具を預けるなどしていました。警察ではこれらのことから詐欺未遂の疑いが強いとして、きょう、大橋容疑者を再逮捕しました。大橋容疑者は取り調べに対し、「火事になったので、保険金を請求しただけだ」と話し、容疑を否認しているということです。
幼稚園で昔遊び(10月06日)
福島市の幼稚園で園児たちがお年寄りと昔ながらの遊びを楽しむ催しが開かれました。催しが開かれたのは福島市の福島文化幼稚園で核家族化が進む中子ども達とお年寄りとの交流をはかろうと毎年開かれています。きょうは園児のおじいちゃんやおばあちゃん11人が幼稚園を訪れ「あやとり」や「おはじき」それに「けんけんぱ」など昔ながらの遊びを伝えました。こどもたちの多くは初めて経験する遊びとあってなかなか上手く出来ずに四苦八苦する姿も見られましたが慣れてくると歓声を上げながら楽しんでいました。福島文化幼稚園ではきょう教わった昔遊びを今後の「遊びの時間」に取り入れるということです。
骨髄バンクを支援する手芸作品展(10月06日)
骨髄バンクの支援を目的にした手芸作品展がいわき市で開かれています。この作品展はいわき市の主婦たちで作る「骨髄バンクを支援する会」が毎年開いているものです。会場には県内外から寄せられたパッチワークやステンドガラスなどの作品1600点あまりが並んでいて、売り上げ金はすべて骨髄バンクに関連する団体に寄付されるということです。今年9月現在、県内で骨髄バンクにドナー登録をしている人はおよそ1万2千人と全国でも2番目に多く毎年増えています。しかし、実際に移植を受けられた患者は、6割に満たないのが現状で支援する会ではさらに骨髄バンクへの理解を求めていくことにしています。この手芸作品展は今月11日までいわき市のヤマニ書房で開かれています。
「酒飲んで寝ていた」行方不明男性を発見(10月06日)
猪苗代湖に近いペンションから行方不明になっていた千葉県の男性が昨夜、無事に戻ってきました。男性は、「酔っ払って寝てしまった」と話しています。無事が確認されたのは、千葉県柏市に住む33歳の男性会社員です。警察によりますとこの男性は、猪苗代湖に近いペンションに宿泊をしていましたが、今月4日の未明から行方不明になっていました。警察と消防では男性が湖に転落した可能性があると見て、おとといからのべ100人以上を動員して捜索を行っていました。男性は、きのう午後6時半すぎ、自力でペンションに戻り、無事が確認されました。警察によりますと男性は、「酔っ払って道に迷っているうちに寝てしまった」と話しているということです。
置賜町の暴行で暴力団員の男4人を逮捕(10月06日)
ことし4月、福島市の繁華街で男性に暴行を加えてケガをさせた疑いで、暴力団員など4人が逮捕されました。傷害の疑いで逮捕されたのは、福島市に住む山口組系暴力団員半澤文一(ふみかず)容疑者と弟の勝之(かつゆき)容疑者など4人です。警察によりますと4人は、ことし4月、福島市置賜町(おきたまちょう)の路上で、市内に住む33歳の男性会社員に「態度が気にいらない」と因縁をつけて暴行を加え、軽いケガをさせた疑いが持たれています。逮捕された4人はいずれも暴力団員やその交友者で、高級車に乗っていた被害者をほかの暴力団の関係者と勘違いして犯行に及んだと見られています。取り調べに対して、4人は容疑を認めているということです。