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	台風１８号　まもなく上陸へ
	公印使用で文書偽造　大阪・和泉市の元職員逮捕
	世界王者の盗難グローブ発見
	大麻所持で高校生逮捕　防犯カメラに一部始終
	府庁ＷＴＣ移転　河田教授「やめるべき」
	社会福祉法人元幹部　他にも４百数十万円着服の疑い
	関西空港への補給金７０億円削減を検討　国交省
	コンビニフランチャイズ問題１１０番

最終更新日時：2009年10月8日 00:44

台風１８号　まもなく上陸へ

非常に強い台風１８号は勢力を強めながら北上していて、８日未明にも紀伊半島から東海地方に上陸する見込みです。現在、台風１８号は和歌山県の南海上付近で北上を続けていて、８日午前０時現在、近畿地方の広い範囲が暴風域に入っています。台風が最も接近している串本町の潮岬では７日午後１１時４０分ごろ、最大瞬間風速３９．２メートルの突風を観測しました。白浜町でも午後８時ごろから雨と風が強まり、現在も暴風波浪警報が出されていて、沿岸部などで、高波に注意が必要です。今のところ、避難命令などが出されている自治体はありませんが、白浜町の体育館には自主避難した住民たちが不安な夜を過ごしています。一方、交通機関では空の便にも影響が出ています。全日空では関西発の便５１便が欠航となるなど、九州や東京方面でのきなみ欠航となっています。今後、台風は勢力を強めながら接近し、紀伊半島から東海地方に上陸する見込みで、ひきつづき厳重な警戒が必要です。

( 2009/10/08 0:43: 更新)

公印使用で文書偽造　大阪・和泉市の元職員逮捕

大阪府和泉市の職員だった男が、市の公印を勝手に使い借金返済について市長が「お墨付き」を与えているかのような偽の文書を作成したとして、逮捕されました。
有印公文書偽造の疑いで逮捕されたのは、和泉市の元職員・北林正平容疑者（５０）です。調べによりますと北林容疑者は、市の土木維持管理室に所属していた去年の９月ごろ、職場にあった公印を勝手に押して市長名の文書を偽造した疑いが持たれています。北林容疑者は、堺市の男性から６００万円を借り入れる際に「借金を返済できなければ退職金などで返済する」と書いた文書を手渡していました。調べに対し北林容疑者は容疑を認めています。

( 2009/10/08 0:42: 更新)

世界王者の盗難グローブ発見

長谷川穂積さんも「ホッ」

５日、兵庫県の西脇市役所から盗まれたボクシング世界チャンピオンの長谷川穂積さんのグローブが無事発見されました。そのきっかけは匿名の電話でした。世界チャンピオン長谷川穂積さんのグローブが５日兵庫県西脇市役所から盗まれました。このグローブは西脇市出身の長谷川さんが２００５年に市民栄誉賞を贈られた際に色紙と一緒に市役所へ寄贈したもの。６日、一本の匿名の通報によって事態は急変します。「グローブが置いてあるので取りに来て下さい」。警察が指定された工場の敷地内を捜したところ、きれいにそろえて置かれたグローブと色紙を発見。西脇市が本物と確認し、７日、市役所へと戻されたのです。長谷川さんは取材に対し、「無事返ってきたのでよかったです。（犯人は）悪いことをしてしまったと気づいたから連絡をしたと思うので、それだけでよかったと思います」とこたえました。西脇市の山口知哉秘書広報課長も、「こんなに早く帰ってきて非常にありがたい。できれば展示する方向で考えているが、防犯を第一で考える必要があるのでその辺を考慮して検討していきたい」と話しています。帰ってきた市民の宝物。しかし、まだ犯人は見つかっておらず、警察では引き続き窃盗事件として捜査しています。

( 2009/10/07 19:13 更新)

大麻所持で高校生逮捕　防犯カメラに一部始終

防犯カメラの映像

６日夜、京都市伏見区のコンビニエンスストアの店内で、１７歳の男子高校生が大麻所持の疑いで現行犯逮捕されました。店の防犯カメラが、その一部始終をとらえていました。警察官にとり囲まれ、連れ出される少年。大麻取締法違反で現行犯逮捕された京都市内の私立高校３年の男子生徒（１７）です。６日午後１１時前、窓をカーテンで覆った不審な車を警察が発見。車の助手席に乗っていた男子生徒が警察の追跡をのがれるため京都市伏見区のコンビニのトイレに駆け込みました。警察官は男子生徒がトイレで大麻を隠し直そうとしたところを発見して職務質問したところ、男子生徒は大麻が入ったポリ袋と、吸引用のパイプを持っていたため、大麻取締法違反の現行犯で逮捕しました。調べに対し、男子生徒は「友達から買った」と話していて、警察は車を運転していた親戚の男子大学生（１９）からも事情を聞く方針です。

( 2009/10/07 19:09 更新)

府庁ＷＴＣ移転　河田教授「やめるべき」

河田惠昭教授は「NO」

ＷＴＣへの大阪府庁移転をめぐる論戦が本格化するなか、防災の専門家から「移転はやめるべきだ」という声が上がっています。大阪府議会の民主党会派は７日、防災の第一人者である関西大学の河田惠昭教授を招いて、府庁移転の課題について勉強会を開きました。河田教授によりますと、移転先の候補地となっているＷＴＣがある咲洲地区は、南海地震が起きると液状化して孤立する恐れがあります。また、最も警戒されるのは台風の際の高潮被害で、これを防ぐには今後、人工島の周囲の護岸を高くし、道路を補強するなどの対策が必要だと指摘しました。河田惠昭教授は「（ＷＴＣへの移転は）やめるべきでしょう。要するに危ない。ＷＴＣそのものが水没するわけではなくても、海の中に角のように突き出てどうするのか」と話しました。また、災害に備えて今の場所に防災拠点のバックアップ機能を残す大阪府の構想について、河田教授は、「防災対策は関係者が一堂に集まっていることが大事だ」と問題点を指摘しました。

( 2009/10/07 19:08 更新)

社会福祉法人元幹部　他にも４百数十万円着服の疑い

五月女容疑者は４百数十万円の着服も認めている

社会福祉法人から約１０００万円を着服したとして、大阪地検特捜部に逮捕された元職員が、他にも４百数十万円を着服した疑いが強いことが分かりました。「全国精神障害者社会復帰施設協会」の元職員五月女定雄容疑者（５８）は、内部の約１０００万円を着服したとして業務上横領の疑いで逮捕されています。着服された金には、厚生労働省からの補助金が含まれていたとされ、この補助金自体が厚労省から協会に不正に交付された疑いも浮かんでいます。その後の調べで、五月女容疑者が他にも、４百数十万円の内部資金を着服していた疑いが強まり、五月女容疑者も認めていることが捜査関係者の話で新たに分かりました。特捜部は五月女容疑者の再逮捕を検討するとともに、引き続き、厚労省から協会に渡った不透明な金の流れについても、調べています。

( 2009/10/07 12:57 更新)

関西空港への補給金７０億円削減を検討　国交省

関西空港

国土交通省は関西空港の経営を安定させるために概算要求に盛り込んでいた補給金のうち、７０億円を減額する方向で検討に入りました。関空会社は現在約１兆１千億円の有利子負債を抱えていて、金利負担だけでも年間２２０億円になります。経営基盤安定のため国土交通省は、関空会社への補給金１６０億円を概算要求し、このうち７０億円の減額することを検討しています。これについて、橋下知事は、国から関空が支援を受けるためには、地元が３空港並存を見直す必要があるとの考えを示しました。橋下知事は「ある意味しょうがない伊丹廃止問題で何も（地元が）示さずにきてますから」と話しています。補給金の見直しは関西空港会社の経営に大きな影響を与えそうです。

( 2009/10/07 12:53 更新)

コンビニフランチャイズ問題１１０番

コンビニエンスストアの本部との契約に「不平等なものがある」との加盟店からの声を受け、各地の弁護士会が無料の電話相談を行っています。この電話相談は全国のコンビニの店長らを対象に行われています。７日は大阪と兵庫の弁護士会が朝から相談を受けつけているほか、午後からは奈良の弁護士会も相談を受け付けます。コンビニの契約をめぐってはセブンイレブンが加盟店に販売期限前の値下げを禁止していたことに対して、ことし６月、公正取引委員会が排除措置命令を発令しています。弁護士会では「ほかにも不平等な契約があるとの指摘がある」としてこの相談を行っています。この電話相談は下記の日時、電話番号で受け付けられています。
（７日）
大阪０６－６３６４－０３６６（午後４時まで）
兵庫０７８－３４１－８２６１（午後３時まで）
奈良０７４２－２４－２０８２（午後１時～４時)
（８日）
和歌山０７３－４２１－６０５５（午後１時～午後４時）
（９日）
京都０７５－２３１－２８８０（午前１０時～午後４時）

( 2009/10/07 12:47 更新)

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