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受動喫煙防止条例に立腹、知事を脅した容疑

10月8日6時11分配信 読売新聞

 屋内での喫煙を規制する「受動喫煙防止条例」を神奈川県が全国で初めて制定したことに腹を立て、松沢成文知事を狙撃するなどと脅したとして、同県警は、愛媛県今治市の造船工の男(49)を脅迫容疑で週内にも横浜地検に書類送検する方針を固めた。

 捜査関係者によると、男は3月25日、自宅のパソコンから「たばこ禁止する知事を狙撃する」などのメールを松沢知事あてに送り、脅した疑い。

 この日は県議会が同条例を可決した翌日で、新聞各紙が報じていた。

 男は「たばこを吸う場所がなくなると思い、腹が立った」と供述しているという。

 県警は知事側の要請で約1か月間、横浜市中区の知事公舎を24時間態勢で警備。条例が適用される飲食店を知事が視察した際も特別警戒にあたった。

 松沢知事は「長崎市長狙撃の事件もあり、怖かった」と話していたという。

最終更新:10月8日6時11分

読売新聞

 

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